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ようこのかまど

おいしいからうれしくなるのかな、うれしいからおいしくなるのかな。

札幌こむぎの旅

2009年08月14日 | たびたべた
ここは

北大。
家族でまつぼっくり拾ったりしながら散歩してたら小麦研究記念碑なるものを発見!
この大学で、はじめて小麦の染色体数が明らかにされたのだそうです。
「人工雪発祥の地」の記念碑があったことも嬉しかったです。
春、親戚の方にいただいてこれを読んでいたので・・・
中谷宇吉郎随筆集 (ワイド版岩波文庫)
碑を見つけた時は、DVD授業の名物講師を初めて生で見て握手してもらったような(?)気分でした。


気になっていた羊羹パン、ありましたー♪

コンビニで平然と並んでいたけど、やっぱり見たことないぞ東京では。

ちくわパンも、道民にとっては当たり前のパンらしい!


以上、ぱんれぽ北海道編でした。

3月は、31日までなんだ。

2008年03月31日 | たびたべた
父さんちに飛んで、旭山動物園に行ってきました。
あんな素敵なところがあるなんて。今でも写真を見返してはうっとりします。
牛乳がなかったんだった・・・  
今日あそこのコンビニのまえ通ったのに!  
んー、牛乳使わないパン焼くか。何があったっけか。  

人気者のホッキョクグマやアザラシは途中でカメラは諦めて、この目にしっかりと焼き付けてきました。また会いに行かなくっちゃ。

旭山動物園号に乗ったので、上の写真からもわかるように
行きからワクワク、帰りも夢見ごこちでした。
ハグハグチェアも全部すわって制覇してきました♪



さて、ちびちび書き溜めてきたこのブログですが、このたび書籍化することになりました。かまど本とでもお呼びください。
母さん発案のお誕生日プレゼントなんです♪
贅沢な世の中ですね、世界どこにいても東京の高校生の素人文章が読めるという便利な技術をもちながら、望めば同じ内容を手で触れるモノに変えることもできる。
だって嬉しいじゃないですか、自分の本があるなんて。昔からごっこ遊び好きの私にとってはなおさらです。
(でも、老後は“ごっこ”ではなくて本当に自分のレシピが出版できたらいいなあ。
テーマだっていろいろ考えてあるんです。今はひみつ。)


これで閉鎖というわけではないのですが、いよいよ高校三年生、節目となるのは確かです。

この前の管弦のコンサートの録音を聴く機会がありました。
まず、ああもう一生ドボルザーク8番は主観なしには聴けないな、と思った。でもいい曲。やっぱり大好き。
そして聴きながら、去年の春休みなんかを思い出してみると、今の私はどうなんだろうと考えさせられました。あの頃は、毎日のフルートの練習時間がすさまじかった。困り果てて涙も出ないとか、人と会うのも憂鬱だとか、いろいろ経験させてもらったなあって。

きのう参加した予備校のイベントで配られた数学の資料の解説のページに、こんなことが書いてありました。
「あなたがたも、振り返れば生まれてから今までの17年間の各自の軌跡がしっかりと残っているわけです。そして、これからあなたがたは今の軌跡の延長上にそれぞれが新しい軌跡を1日1日と築いていくのです。」
これなんの資料かというと、実は今年の数学の入試解析なんだけど
ここで、軌跡の入試問題に出てくる変数tを時間とみなしてみろ、と。そしてその時間tを、連立方程式を解いて消去することによって、定義域の間に動いた点(x,y)の軌跡が描かれるでしょうって先生が。なかなかロマンチックな数学の先生でしょ。
なるほど、そんなふうにして考えてみると、時間が過ぎるのが悲しかったり寂しかったりしなくなる気がします。むしろ、もう2度と戻ることの出来ない時間が過ぎ去った結果がこれからずっと背後に残っていくんだと思うと、心強い気も、身が引き締まる気もします。
(さらにさらに、この前読んだ本に“「いま」は常に過去”という話が出てきたのもリンクしてきます・・・これ。

一瞬一瞬が重く感じられてくるんです。
あ、ちなみにこれは本当にすごい本、すごい人でした。科学の本にありがちな、だから?とか、そんなこといったってねえって感じがしない。私にもわかるし、とにかくおもしろくて興奮します。これ読んだ後は、周りの人間のちと不可解に思われた言動のひとつひとつまで納得できる気がしてくるくらいでした。)

話が飛びました。
要は、わたしきっとがんばれるなってことです。

以上、がんばる宣言でした。
新年度も始まることだし、記念すべき私の本一冊目のあとがきにもなるし!

大きなお庭

2006年09月28日 | たびたべた
泊まっていたAbsamのお家の大きな庭です。
2階の、あの出っぱっているテラスは、母さんと私が泊まっていた部屋のものです。
このテラスからは、見下ろせばお庭、遠くを眺めれば草原、教会、森、山、山、山、空・・・。
こんな贅沢ってありません。
ここで宿題の中江兆民の伝記読んだりもしました。いいでしょ
おばさんが大切に育てている庭の植物を載せます。

くるみの木。まだ若いクルミは、こんななんだ~。初めて見ました。


色づき始めたプルーンの木。秋まで、ここに居たかった・・・。


りんごの木。木の近くを通るだけでいい香りがする!不思議です。


日本のりんごより、ちっちゃいんだよねえ。日本のりんごは、丸かじりするとあごが外れそうになる。



ハマナスも咲いてた。それはその実です。
ハマナスといえば、私のイメージは北海道。
というのも、私が小学2年生の時の合唱の合宿で北海道に言った時の、ナイトウォークの最後に出てくる答えがハマナスだったからです。
さすが、気候が似ています。

ローズヒップ(ドイツ語ではHagebutten)ティって良く飲まれるけど、おばさんに聞いたら、やっぱりお茶にするなら、こっちよりも↓



こっちの方がおいしいのだそうです。バラも本当にきれいに咲かせてありました。

他にもキウィの木(すこし意外)とか、ラヴェンダーとか、いろいろなものが植えてあって、秋まで待たずに帰るのが惜しかった。(できるなら春まで、いやいや、ずっと帰りたくありませんでした

みんな大好き♪マリレン

2006年09月28日 | たびたべた
さて、今回はアプリコット特集です。
インスブルックでは、夏、果物屋さんや市場にたくさん並ぶ果物の一つ。
生ではもちろん、8月になってやわらかくなってしまった実は、ジャムにしたり、ケーキやクヌーデル(だんご)に入ったり…。
いろいろな形で愛されている果物です。

オーストリアではMarillen、ドイツではAprikosenと呼んでいます。
レシピでも、オーストリアで買ったのに、「Aprikosenのなんちゃら」って書いてあったら、絶対ドイツで出版されたに決まっています。Aprikosenなんて、日本に来て初めて聞いたもん。お互いに、かなりのこだわりがあるみたい。
他にも、ナスはオーストリアではMelanzani(←イタリア語っぽいでしょ)一方、ドイツではAubangine。プルーンはオーストリアではZwetschken、ドイツではPflaumenなど、発音だけではなく、日常生活に登場する物の言葉まで地方によって変わってくるので、おもしろくもあり、島国ニッポン人の私としては、いつまでたっても不思議でもあるのです。(辞書に載っていないものなんか、本当に困っちゃうし)

2週間お世話になったAbsam村では、多くの家の道路沿いの壁にマリレンの樹が這わせてありました。私たちが泊まっていたお家にもありました。
上の写真は、この樹から収穫したもので焼いた、マリレンクーヘンです。おばさんが、最後の日に庭のすてきなテラスにお茶に呼んでくれたときに出してくれました。加熱すると酸味が増して、甘い生地とのバランスがとっても良い。新鮮なマリレンがいっぱい手に入る向こうでしかなかなか味わえない大好きな味。また食べたいなあ。

ここに泊まっていました。


近寄ると・・・。
はしごが見えます。高いところになった実は、おばさんの息子さん達(私のドイツ語の先生もそのひとりなのですが!)やその子供達が遊びに来た時に採ってくれるそう。


わー!っと母さんと感激していたら・・・


採ってくれました。くるみはまだ若かったけど、去年収穫したものを味見させてくれました。
庭には他にもいろんな植物がありました。次に写真を載せようと思います!



インスブルックのカフェで母さんが食べたマリレンクヌーデル。スーパーにはこれの冷凍も売ってたり。
酸っぱいんだわ、これが。生地は、熊本のいきなり団子に似ている。


私が食べたのはマリレンクーヘン。
昔からあるカフェに入ると、たいていコーヒーやココアは席で頼んで、ケーキは玄関に近い所に飾ってあるショーケースまで選びに行きます。
ドイツ語の先生に、イタリア人の友達と連れて行ってもらったカフェで、初めて学んだ…。本格的な(っていうのかな?)カフェに入ったのは実はその時が初めてで。
"mit Sahne?(クリーム付ける?)""Ja, bitte(はい)"
・・・え?・・・たっぷりちょうだいとは言ってないぞ・・・



くだもので、おなかいっぱい!

2006年09月28日 | たびたべた
今日、期末テストが終わりあっという間に文化祭モード再開・・・。
終わると次が始まって、始まると終わって、終わるとその次が始まるんだー
時間が止まらないということが、とてつもなく恐ろしく感じられる今日この頃ですが、
とにかく今日は久しぶりにパンをこねる喜びでいっぱい
今、2つの生地を発酵中です。

さて、夏休みの思い出に今一度浸ろうと思います
上の写真はいちごです。見ての通りです。
インスブルックのいちごは、こっちのと違って容赦なく酸っぱいのもあるし、ときどきニョキニョキした虫がでてくるけど、不思議なほど真っ赤でなんか嬉しくなっちゃいます。

インスブルックのどこがいいかって、果物がおなかいっぱい食べられることかも。といっても、日本でもスイカとかメロンとか梨とか柿とかみかんとかデコポンとかさつまいも(果物じゃないけど、むこうで食べられなくて大好きなものの一つ)とか巨峰とかビワとか、たくさん食べてますけど。
でもむこうでは市場で雑な(?)手つきでキロ単位で売ってくれるところが好き。
泊まるだけじゃなくて住まないと、そんなにたくさん買うことも出来ないのだけれど。

これはプルーン。これをぎっしり並べたケーキが、よくパン屋さんに売っています。


ブルーベリーは実が大きくて甘かった。
大特価セール品で確かに安かったけど、2パックは多すぎて無理でした。


ラズベリー。我慢できずに、15分に一本のAbsam行きのバスを待ちながら、だいぶ食べちゃった。あ、洗ってないじゃん。


そしてアプリコット。あー、ナマツバ。次、アプリコット特集します♪



朝ごはんいろいろ

2006年08月22日 | たびたべた
↑経由地で寄ったパリ。朝、開園前のルーブルを待って、近くで朝ごはんをした。
クロワッサンとカフェ・クレーム。この組み合わせに、昔から憧れてた…

クロワッサン2個分の油分がすごくて、美術館回っている間も指からバターのいい匂い、そして爪はケンタッキーフライドチキンを食べた後のようにてっかてかだった。
イチゴジャムもたっぷりついてきて、少々カロリーの気になる、素敵な朝ごはんでした。


↑二日目はシテ島、ノートルダム周辺などパリをひたすらひたすら歩いた
そのスタート地点、サンジェルマンのPAULというパン屋で朝ごはん♪

PAULは玉川高島屋にあるパン屋として知っていたので、1日目に発見した時はとても嬉しかったけど、歩いているうちに数え切れないほど見つかって、大手のパン屋だということがわかった。

この日、母さんはフルートという細長めのフランスパンとコーヒー、私はチョコのヴィノアズリとココアを、頼みましたよ、フランス語で!前の日に買った英仏持ち歩き辞書をひきひき…。私はちょっと不機嫌な顔をしているおばさんに、クロワッサンかチョコパンを選ぶように言われたみたいで、「ショ、ショコラ、シルヴプレ…」と答えた(はず)。
お店の写真が撮りたくて、前の夜「フランス語自遊自在」を読んで覚えた、「写真撮ってもいいですか?」を勇気を出して言ってみたら、「ノンノン」と言われた。断られたということは、通じたってことだよね。分かってくれなかったらスグに英語で聞き直そうと思いながらだったので、とても嬉しかった。

フランス語のレシピも買ってしまったことだし(読めないくせに絵が無いやつ、どうしてもかわいかったもんだから…)、大きくなったらフランス語勉強してまたフランス行くぞ、と決意。


↑↓週末は朝早く家を出て、ザルツブルクの日帰り旅行をしてきた。
ザルツブルグは生誕250周年のモーツァルト君(のおみやげ)で溢れておりました…。でも、おみやげ商品に250歳おめでとう!とか書いてあるわけではなかった私なら絶対250本のろうそくの乗ったケーキの絵とか貼るんだけどなあ。今年用に作り直すのがめんどくさいんだろうな、きっと。
教会の小さなコンサートでも、一曲目はやっぱりモーツァルトだった。ちなみに、オーストリア人はもう彼に飽き飽きしてるって先生が言ってた。しようがないさ。

で、電車を待つインスブルック中央駅の朝ごはんセット。単品より断然お得。
私はLaugenstangerl=ラウゲンシュタンゲル(アルカリ液に漬けて焼いたパン)とヌテラとココア、母さんはKuerbisbeisser=キュルビスバイサー(「かぼちゃ噛み屋」という意味。かぼちゃの種がたっぷりのってます)とジャムとバターとコーヒーを食べた。
パン屋さんは早起きで、朝早くから焼きたてのあったかいパンが買えます。

ああーーー、オーストリアのパンが食べたくなったわー
そう思いながら今も発酵中。今夜はゼンメル。どうせおんなじ味にはなりっこないんだよな。イジイジ。



これ以外の朝ごはんはもっとシンプルにハーブティとミューズリーとか、前の日買って帰ったパンとネクタリンとか。キッチン付きのお部屋だったので好きなものを食べて、学校に通ってたなあ。

朝ごはん特集でした

イチゴ狩りに行ってきました。

2006年02月11日 | たびたべた
今日はいとこ達と千葉県にイチゴ狩りに行ってきました
とっても人が多かったので、イチゴ狩り農家には3軒目でやっと入れました。
食べていくうちに選び方のコツがわかってきて、採って口に入れたら目は次のにキョロキョロ…どんどんスピードアップしていきました。人間は欲の深い生き物だなあとつくづく思いました。
制限時間は30分だったけど、30分たった頃にはもうほとんど食べ尽くしていて、大満足。
で、ハウスを出た後、君津→館山に向かったのだけど大渋滞。1時間位進んだところでコンビニを見つけ、トイレに行こうと思ったら長蛇の列。初にお目にかかる光景でした…。
方針転換、引き返すことにして回転寿司のお店に入りました。海に近いからなのか、本当においしかったー。ねたが大きくて分厚くて、ふわふわしていて。あんなにイチゴでお腹いっぱい!と思っていたはずなのに、違う種類の味だと食べてしまうものです
それからドイツ村に行って、(ドイツって言ったって何よこれと思いながらも)だだっ広い芝生の土地を満喫して、アスレチックで童心に返り、観覧車に乗りました。けっこう楽しかったなあ。今度行ったらレジャーシートとお弁当と凧とバトミントンも持っていかなくっちゃ。
最後に海ほたるによってきれいな夕焼けを見ました。(写真がそれ)夜の色が映った暗い海と、まだほのかに赤い空と、それをぼかす不思議な形をした雲と、真っ黒に見える飛行機。鳥の群れも飛んでいました。そしてその風景が見るたびに変化していって、本当にきれいでした。
お土産屋さんでは一通り試食をして。ピーナッツがいろいろなアイデアで加工されていて、考え出す人は賢いし、面白いなあと思いました。やっぱり私は富沢商店の黒糖がけピーナッツが好きだけどね。
夕ご飯には、海ほたるで買ったさつま揚げを食べました。青ねぎの入ったのが気に入りました。
うーん、楽しかった。今日はゆっくり寝て、明日は「朝いっちばん早いのは、パン屋ーのおーじさんっ♪」(←こんな歌あったよね?)をしよっかな