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ようこのかまど

おいしいからうれしくなるのかな、うれしいからおいしくなるのかな。

カボチャとうふと「秋の夜長」開催について

2014年10月11日 | ひとり飯 ~持続可能な生活会議~

かぼちゃ8切れを加熱し、皮をとって潰す。
バター小さじ1程度をのせて溶かし、
絹豆腐を大スプーン大盛り1杯分加えてよく混ぜる。
卵1個、お砂糖大さじ2、小麦粉大さじ2を加えてさらに混ぜ、シリコンスチーマーに流し込んで蓋をする。
ふたをした極弱火のフライパンで40分ほど加熱する。

出来たての熱々も、冷蔵庫で冷やしたのも、おいしかった。





約1年半の実習生活最終日を、感傷的に彩りたくて(それなのに今日の実習自体は呆気なく終わってしまったのもあって)
今日は勉強を急いで終わらせて帰って、珍しく本を一冊読みました。
その間にバッカス(コンビニで買えるコニャック入りのチョコ)を一箱食べ尽くしました。
次に着るのは来年4月となった白衣を干したベランダ際に座って、おふとんを被って。

「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」
http://www.amazon.co.jp/dp/4163821104/ref=cm_sw_r_li_awd_FIaoub19K0SV6
ガイドブックのフィンランドの章に紹介されていたので読んでみたくなったのですが、最近ちょうどノーベル賞選考シーズンで再度話題になっていて、二重にタイムリーな本でした。
もちろんそんな俗っぽい動機とは関係なく、物語に夢中になって時間を忘れました。

(友人がプレゼントしてくれたブックカバーには時計を模した栞が付いています。)
解釈があっているかはわからないけれど楽しめたと思う。こういう本には特に苦手意識があったのです。
読みたくなったのは、こんな私もやっと読むに相応しい時期に達したと、神さまが教えてくれたってことかな。

それで今は余韻に浸り中。
秋の夜長とはよく言うけれど、敢えて時間を作らなければ実行できない、なかなか贅沢なイベントですよねえ。
でも、作った甲斐のある時間になってよかった。




焼肉たべたい卵かけごはん

2014年09月17日 | ひとり飯 ~持続可能な生活会議~

熱々ごはん+シュレッドチーズ+納豆+卵+焼肉のたれ
…美味しいと思うよ私は。

久しぶりに“ひとと暮らし”をすると、
ひとり暮らしの時の自分って
好きな時に笑って好きな時に泣いて
もう自分でも気づかないうちに笑ったり泣いたりしてるんだなあって気付く。
幸せ過ぎる夢を見て、起きてからしばらくベッドに座ってぼうっとしていても、誰にも「どうしたの?」って聞かれずに済むし、
自分がふと食べたいと思ったものを人にも食べさせて「美味しいね?」の感情を強要してしまう心配もないから。





無事に同期の結婚パーティーが終わり、私の夏も終わりました。
言い出しっぺが責任持って、ドキドキしながら大勢誘って、自分のバイタリティ不足に落ち込んで、上手くいくか最後まで分からない恐怖と闘って。
こんな体験はとても久しぶりで、でもこういう気持ちって友だちと分け合うと楽しさに変わることも同時に思い出せて。
結果的に新郎新婦のビックリ笑顔を見ることができて、その瞬間にものすごい達成感に満ち溢れて…
要するに“高校の文化祭の後夜祭の後”みたいな気分でいっぱいになって、
この2ヶ月間マッチングの勉強と結婚パーティー余興の準備を共にがんばった友人と、帰りにプリクラなんか撮っちゃう発想まで青春真っ只中の高校生でした。
卒業の年に大学のみんなと良い思い出が
作れたなあ。

しばらく腑抜けたまま、2週間ほどご無沙汰のお勉強をせねばなりません、あと卒業アルバムのデザインと医学祭の練習と退官パーティーの楽譜作りを。




てきとうに作って形にしたい日には、丼ものが打ってつけなのである。

2014年08月21日 | ひとり飯 ~持続可能な生活会議~

私がよく読んでいる有名ブログの方がお気に入りに登録してくださった記念に、今日のタイトルはその方の真似をしてみました!
(めっちゃ試験勉強のモチベーション上がりました笑 ありがとうございます。)

今日は某病院採用試験2日目。10分強の面接オンリーでなんと8時15分集合だったので、早々に帰宅しました。
久しぶりに料理でもすっかー
と冷凍庫を開けるといつしかのカブの葉っぱとササミと冷凍ごはんしかない。あと、冷蔵庫に古い卵が一個。

これまた別の憧れの有名ブログに載っていた親子丼のことを思い出し(似ても似つかぬものに仕上がったため引用元を書かない方が失礼にならずに済むと判断)作ってみました。

サラダ油を中火で熱したフライパンにササミをのせ、カブの葉のみじん切り、合わせ調味料(醤油大さじ1+みりん大さじ1+砂糖小さじ1+水大さじ2)を加えて蓋。
ササミに火が通ったら溶き卵を回しかけ蓋して(私のは古かったので)しっかり火が通るまで。
味見してよかったら、ごはんにかけて出来上がり。

最近は試験続きでお惣菜屋さんの半額弁当にお世話になりっぱなしだったから、やっぱり自分で味付けたものが一番しっくりくるなあなんて思いながら食べました。
写真は…ハンガーとか見えちゃって家が荒れてきたのがバレバレ。





縁あって最近日本での活動を広げていらっしゃるプロの音楽家の方と連絡をとらせてもらっているのですが、自分を売り込むことへの努力は全然やましいことじゃないんだなあとつくづく思わされます。
それどころか見ていて清々しい気持ちになる。きっと、そもそもその努力自体が評価されるべき対象なのです。
そう思うと、自信をもって面接で自己PRに一生懸命になれます。そして面接の経験を重ねるうちに、自分のことを知りたいと思ってもらえているなという感覚を覚えてきました!(これは、自己暗示に近いかもしれない。)また、効果的に自分らしさを表現し伝える能力の重要性が身に沁みてきました。自分はまだまだだなあと毎回反省しますが、試験はまだ残っているのでこの反省を活かせるチャンスがあって嬉しいです。

それにしても、私は就活で良い出会いに恵まれます(たぶん得点にはあまり関係しない部分ですが笑)。面接待ち時間に髪が垂れてるのを直してくれた事務の人も、一緒にグループ討論や実技試験をやった受験生のみんなも、これでお別れなんて勿体無いなと思う。
面接官の先生たちも大抵、提出書類をよく読んでよく考えて質問してくれているのだなと感じます。それは、その質問から生産的な会話が生まれることがあるから。フルートやお芝居をやってきた経験が自分の言動に影響していること、ドイツ語をこれまで維持してこれた理由、遅れてきた反抗期のこと、中学生のときに書いた標語についてまで、先生の質問に答えているうちに「ああ、こういうことだったのか!」と自分のことなのに今更気づくことの多さ!今なら伝記が書ける。
あと、これは本当に偶然だけど、自分に影響を与えてくれた両親や祖父母や恋人や先生…一人ひとりのことを何処かしらの病院で一回ずつくらいは紹介するチャンスを与えられるんです。全部の病院での面接を繋げたら「一時間半でようこ丸わかり!」みたいな特集番組が作れそうです笑

もちろんそれ以外の時間には、学科試験も課せられる病院に備えて勉強しているわけですが、最近はだいぶ楽に過ごせる日が多くなりました。
どういうことかと言うと、医学生の試験勉強とは楽器の基礎練のように黙々と続けるもので、本番(試験)はそれを試し足りないところを見つけてより大きく成長できるチャンス。なんとなくそう自然に考えられる日は、楽です。(「は」は、区別強調の「は」です。)

というわけで、結果はどうなったとしても、収穫のある就活ができているのだからよしとしなくちゃなー


さて、明日は久しぶりにスーツではないものを着て“ザ・夏休み”なイベントにでかけますよ!頭頸部解剖学の会です。
今は内科志望ですが、生まれ変わったら脳神経外科医か耳鼻咽喉科医としてバリバリとオペする予定(=外科系で好きな科目がこの2つということ)なので、貴重な機会を楽しんできます。

クリームチーズ海苔わさびトースト

2014年08月09日 | ひとり飯 ~持続可能な生活会議~

これはハマる。

トースト(焼かない食パンも可)、クリームチーズ、わさび、海苔。

…え?いやいや!
みんなしのごのいわずに試してみるべきだってば!
今日も帰ったらこれにしよ。
お腹空いた~電車早く来い~





我ら医学部6年生は今が就活期間で、最近わたしはよく同期の自己PRの作文について相談に乗ります。
いつから私にそういうイメージが根付いたのかはわかりませんが、光栄なことですし、なんともいっても興味深いのです!
制限字数いっぱい支離滅裂に自分の想いを詰め込んでやってくる人もいれば、
制限字数の半分も書かずに「これ以上何も書くことができない」などと言いながら持ってくる人もいます。
それを読ませてもらって問答を繰り返していると(本当にただそれだけで)
急に、「ありがとう!」と言って自分のパソコンに戻っていく彼ら…!?
そして次に見せてくれる完成品がみんな素晴らしいんです。卒業文集にしたいくらい!
はじめは、同じ人物が添削すると同じような文章になってしまうのではないか(特に同じ病院を受ける複数の友人の書類について添削を行った場合)と心配していたのですが、無用でした。
おもしろいほど、一つ一つが異なるタイプに仕上がるのです。何かこう、形式からして全く違う。でも、みんな、いい!
ああ、教師が子どもの個性を引き出すとか、医者が患者さんの自然治癒力を促進させるとかって、きっとこんなイメージなんだろうなあ…
なんて、また私は壮大にリンクを重ね、一人で嬉しくなっている今日この頃です。

ちなみにそんな自分はというと、自分の作文を友だちに見せるなんて恥ずかしくてやれんので、母に聞いてもらうことが多いです。
小学生の頃からこんなだから、きっと自分が友人のを手伝うときも母の技を真似ているのでしょうね。
ちなみに「お母さんに聞いてもらったら?」というアドバイスも、このまえ同期のひとりが採用してくれたようでした笑

さて、私ももうひとつ書かねばならない自己紹介文が増えました。
今度は採用試験ではなく、ある授賞式に向けたものです。
ひゃっほーい!
見てくれてる人って、やっぱりいるんだなあ。
この夏の嬉しい思い出として
また、まだまだ続く5択問題との闘い(今日は循環器デー、明日は内分泌デー)への激励として
謙虚に受け止めたいと思います。

この夏のもうひとつの思い出。
親知らずが抜かれた場所に詰まった食べカスは、これでびゅびゅっと除去しています。
もう手放せない。
そして名前がまたいい。

パン耳お好みピザ風

2014年08月08日 | ひとり飯 ~持続可能な生活会議~

①溶き卵に醤油小さじ1とチューブにんにくを混ぜ、パン耳に絡める。
②ごま油を熱したフライパンにパン耳をひろげ、ふた。
③ひっくり返したらマヨを塗って、とろけるスライスチーズをのせてカリッとするまで焼く。
④おかかと七味をかけてできあがり。

冷凍庫がいっぱいになって、追い出されたパン耳でせっせとフレンチトーストの応用編のような料理を作っています。
他にやったので意外と美味しかったのは…
①ヨーグルト混ぜた卵液に浸してオリーブオイルで焼きかためる。
②ヨーグルトの容器の壁にくっついて水切りヨーグルトみたくなってる部分を塗って食べる。





全科目いちおう一通り終わって2個目の模試も済んで、昨日からなんとか二周目に突入…
一日一(じゃ間に合わないから日によっては二)科目で内科を強化!
と張り切ってみたものの、
採用試験の受験日程も全部決まったし時間的余裕もなくなった分、何をやるべきか迷わずに済むことに関してはだいぶ気が楽なんだけど
一日一冊分ひたすら解き続けるのは…辛い~
頭は「自分にはまだ知識が足りていない!」「(やっても間に合わないかもしれないけど)今やらなかったら絶対間に合わない!」
心や体は「だらけた~い」「遊びた~い」
の葛藤が、日に何度も繰り広げられます。

…もしかして、私が憧れる社会人て、こんななんでしょうか?
毎晩残業してる人たちって、毎晩こういう気持ちなんですか???
いや、彼らは私の今のような低レベルではないんだから…全然、ちがう……はず………考えるのよそう。

せめて共用機器室で一緒にひきこもってる常連友だちに愚痴でも言いながらやります。
友よ、ありがとう。
(ちなみに彼女は明日からパラグライダーに行くはずだったが台風で中止になったので明日も学校来てくれる。)
そばに同じように辛そうにしている友だちがいると受験勉強ってちょっと楽しくなるの、
不思議。

最後に、最近私がかわいがっているペットを紹介します。

このように伸びろ!私の学力!!
それにしても豆苗はコストパフォーマンス最高の食材です。

さっぱり旨味のキャベツ蒸し

2014年07月30日 | ひとり飯 ~持続可能な生活会議~

もやし、鶏むね、こんもりキャベツ。
最近流行りの塩レモンてやつは、確かによいですね!

鍋にキャベツ、もやし、鶏むね肉(そぎ切り)を載せて合わせ調味料(レモン汁大さじ2+塩小さじ1/2+味の素小さじ1/4+こしょう少々)を回しかけたら蓋して蒸し焼き。とり肉に火が通ったのを確認したら、こしょうをかけていただきました。





先月、先生にお願いして作ってもらった「お守り」を受け取って帰るバスで、私はもう、封筒に気付け薬を仕込まれたなと思うくらいに(これはがんばるしかないぞ!)という気持ちになっていました。
この気持ちはなんだろうとずっと考えていたのですが、最近“思源”という言葉に出会いました。たとえば、井戸を見たらそれを掘った人の心を思えとかそういう意味だと理解しているのですが、あっているでしょうか…
私がそれを「お守り」と感じるのは、作ってくれた先生の心の根っこの部分、つまり行為を起こす源となった気持ちが伝わってくるからではないかと気付いたのです。だからこそ、結果はどうなれ、その気持ちを裏切るようなプロセスを踏むことは許されないと感じたのだと思います。

ちなみに私は、医療においてもそれを提供する医師の源となった心が伝わることが、“患者さんが納得する医療”の大前提となるのではないかと考えています。
どんなに医師の腕がよくても…
鍛えなければなあ、説明力(と、一つ目の採用試験を受けてみて、痛感しました)。

さてと、今日は週に一度の洗濯するデーだったので(どうせ朝練できないし、起きたらいい天気だった)
「おふとんを干そーおー
シーツも洗おー」
と歌いながら部屋中の掃除や冷蔵庫おそうじクッキング(朝と昼で変な創作料理をたくさん食べたということ)をしてきました。
一日で一番暑いと小学生の時に習った時間帯はぜひとも避けたいところなので、こういう日は夕方から学校に行きます。
というわけで、いってきます。


甘辛なす煮丼

2014年07月29日 | ひとり飯 ~持続可能な生活会議~

なす(小)3本を縦に四等分して水にさらす。
油を熱したフライパンで色づくまで炒めたら、合わせ調味料(醤油大さじ2+砂糖大さじ2+酒大さじ1+だしの素小さじ1)を加えて全体になじませる。
水1カップを加えて落し蓋をして煮詰める。
ごはんにのっけて上から七味。

ちょと味が足りなかったので、おなすを食べ切って残ったたれ付きごはんにメカブを投入。
諸事情あって左手でお椀が持てなくても、
スプーンで食べれば
だいじょうぶ。





橈骨神経麻痺になった話をします。
初めてのマッチング、たった10分間の面接試験でよほど体力・精神力ともに奪われたのでしょうか…左腕を自分の体重で圧迫したまま気付くことなく爆睡してしまったようなのです!
朝めざましで起きて自分の手を見た瞬間「あ、これがかの有名な下垂手か」と本能的に確信しました。そして、その診断は悲しいほどに当たっていた…神経内科の医局に駆け込んで先生に華麗なる徒手筋力テストをしてもらったので確実です。

まあいろいろな日常動作に影響して不便なのですが、とくに手を反らせる(手関節背屈筋←橈骨神経とくにC6支配)時に力が入りにくいため、最近生活リズムを整えるために続けていたフルートの朝練はおやすみせねばなりません。フルートは、下顎・右親指・左人差し指付け根の3点で支えて構える楽器なのです。

但し、「不幸中の幸い」もいっぱいあります!やってしまったのが利き手でなかったこと、実技試験のある病院を受け終わった後に起きたということ、肘は伸びる(←上腕三頭筋も橈骨神経とくにC7支配なので重症例だとこれもできない)こと…
感謝です。

と、報告した母に「またー?」と言われて思い出したのですが、そういえば中学受験の試験直前には利き手の小指を骨折しました。
塾に行く途中、段差を踏み外しそうになったので気を利かせて
「トオッ」
と両手を広げて飛んだら、ドアの枠にぶつかってしまったのでした。
その時はあまり気に留めず、そのまま教室に入ったら始まった小テスト。途中けしゴムを使おうと握ったらビックリするような激痛が走って涙がポロポロ出てきたなあ…

ともあれ、今月は親知らずを抜くための入院に始まり、原因不明の蕁麻疹そしてハネムーンでも大酒飲みでもない(少なくともその晩は飲まなかった)のになってしまった橈骨神経麻痺と、身を以て様々な疾患を勉強しました。
今回の麻痺で分かったことは、使える筋肉が代償性に凝ってものすごい倦怠感を生むということです。これは覚えておくと未来の私の患者さんの役に立ちそうです。
そして、最近は脳神経外科がかっこいいと思っていたけれど、やっぱり神経内科もなかなかおもしろい科です。

トマトとキャベツのおとしたまスープ

2014年07月21日 | ひとり飯 ~持続可能な生活会議~
早起きするとお腹が空きます。

お鍋にキャベツとトマトとベーコンをありったけ放り込み、ひたひたの水とお醤油を適量加え、蓋して弱火でぐつぐつ煮込む。
おたまで作ったスペースに卵を割り入れすぐに蓋、あと2~3分煮たらできあがり。





さて、今日は午後から久しぶりのおでかけ。
彼のオーケストラの本番を聴きに行きます。

そのための数時間のうちに覚えられたはずの星細胞種と頭蓋咽頭腫の細かな特徴が出た~!とマッチングの筆記試験中に悔しい思いをするかもしれない恐怖心もありますが、
2ヶ月間ずっと隠者のような生活をしてきた顔で面接試験に臨むのもまた形勢不利となる気がしてなりません。
そもそもあれだけ「特技はフルートと朗読と声楽と製パンでっす!!!」などとおしておきながら近ごろ文化活動にあまり勤しんでいない点に関しては、もはや罪悪感さえ禁じ得ない。
というわけで今日はノルマを最低限こなしたら、きちんとお化粧して、おニューのスカートを穿いて、

…実はおニューというのは不正確な表現です。
正確な“おニュー”の日に母さんと行ったIKEAで、ミートボールのソースがまんべんなくついたナイフを膝の上に落としてしまったんです。
他にも、中華街デート中、向かい合う彼がひとくち食べた小籠包から勢いよく発射した肉汁が私のブラウスに的中したりと
気分の浮き立っている時はどうも洋服に関する事故が起きやすいようです。
要注意です。
近所のクリーニング屋さんは親身ですがお説教が長い上、相場は知りませんが学生にとって安い訳ありません。

そのことをよくよく肝に銘じて、クリーニング出したてのスカートを穿いて、
いざ参らん。

メロンパン風トースト

2014年07月19日 | ひとり飯 ~持続可能な生活会議~

朝勉散歩で通りかかったパン屋さんを見て
メロンパンが食べたくなったのだけど
お金が足りなかったので
小走りで帰って
きなこトースト作った。

バター大さじ1をレンジで溶かして、砂糖大さじ1、薄力粉大さじ2、きなこ大さじ1/2を順に混ぜる。食パンに塗って、トースト。





今日はだいじなだいじな燃やすゴミの日。
決して誰にも会ってはいけない姿でゴミ出しに行くと
いつもマリア様のように優しいお掃除のおじさんに声をかけられました。
こんな格好でも自分と同定されたことに少し驚きつつ
(あ、また「曜日間違えてるけど、いいよ、やっといてあげるね」って言われるのかな)と思い、俯き加減に「今日って…土曜でしたっけ???」と挨拶(←になってない)を返すと
「お医者さんになるの?女医さんは親切で良いよね。勉強がんばってね。」と激励してくださったのです。
なぜ知られているのかは不明ですがまあこのマンションに他の大学関係者が住んでいたって何ら不思議はありません。
感激しながら5分ほどお話をして部屋に戻り、姿見に映る自分を見て「あ…」。

なんてことを思い出しながら、皆様の声援にお応えして今日も勉強がんばります。
昨日のように「うおー!たっのしーい!」と叫びながらの猛勉強とはいきませんが、23年は生きてきたのでそういう日もあることくらい知ってます。
どうにもこうにも気分の乗らない日こそ、眈々と努力しているか否かを、神さまは見てらっしゃる気がします。
それにしたって、今日の呼気はぜんぶ溜め息。
はーあ。

※いずれにせよ勉強は決して身だしなみの言い訳になりません。

受験生の夏休み語辞典

2014年07月15日 | ひとり飯 ~持続可能な生活会議~


家で過ごす時間が長いと、日々無意識下に居心地よさが追及されて、ますます家に居ついてしまう今日この頃です。
そしてついに、勉強できない言い訳が全くできない環境になってしまいました。
あとはやるだけだ。

気分転換好きは母譲りです。
たとえば、まだ観終わっていない小児科のビデオ講座、お昼にお腹が空いてきたら食卓に画面を準備してランチョンセミナー風に。
しかし今日に限っては、自分の料理が美味しすぎて小児科どころじゃありませんでした:

☆レシピ
そうめんを茹でておきます。小さめのなす1本とトマト2個を洗ってヘタをとり鍋に並べます。オリーブオイルをたらーっとかけ塩をひとつまみ加えにんにくチューブを絞ったら、蓋して加熱。湯気が出てきたら弱火にして、なすとトマトがふにゃふにゃになるまでひたすら蒸し煮。我慢が肝心。そうめんの上から鍋の中身を汁ごとかけて出来上がり。

これを友人に教えてもらったときのレシピ(なくしてしまった…が、一度作れば一生覚えておけるほどシンプルで衝撃的なレシピなのです。)は、そうめんでなくてご飯でした。ご飯にもよく合う。もちろんパスタでもいいと思う。
放っておくだけでこんな美味しいものができるなんて、なんだか申し訳ないです。すみません。

一時停止された全国医学生のアイドル、超人気講師○ーシローせんせいのにやけた顔に見守られながら完食。


*****


さて、今年の私のナツヤスミ語辞典です。

・朝寝坊
・おまもり(勉強を、したからといって受かる保証はないけどサボれば必ず気まずくなるという、かなり後味悪いタイプのやつ。自分が要求したのだけど。)
・海(海近くの生活最後の年にして「入っとけばよかったかな」と思いながらももちろん眺めるだけ。)
・かき氷
・学校(時々は行って同期と食堂に行ったりします。そして“冷ややかに燃えたい自分”に気付いて帰ります。)
・冷房(今月は電気代が怖い)
・グレイズアナトミー(高校時代から大好きなアメリカの医療ドラマ)
・サッポロクラシック(今年は行けない大通り公園のビアガーデンに、心だけでも。)
・試験勉強
・洗濯(昼間に外に干せる喜び)
・トマト
・なす
・昼寝
・桃(美味しかったから後悔はないが自分史上最大の蕁麻疹の容疑者)

足りないのは…
・散歩
だ!
高3の夏休みはほぼ毎朝、母に単語帳から問題出してもらいながら散歩していたのでした。
長年うちのオリジナルだと思っていたら、昨日観たグレイズアナトミーでも認定医試験前の主人公たちもやっていた。
朝散歩勉強、ワールドスタンダードだったとは。

とにかく、日々めきめきと成長しています。(但しマッチングの試験に間に合うかどうかは別問題。)
肝胆膵だって意外と楽しいんです。というか知っとかないと来年の今ごろ自分はドロップアウトしちゃうんじゃないかって、病院見学で思ったんです。

要するに、然るべき時期がきて必要性を実感すると分かりたいって心が動くし、分かってくるとどんどん色んなことが繋がってきて楽しくなる。
…これって今までの受験勉強と同じ感覚だ。
やっぱり朝散歩もせねば。