獅子舞の向こう、燃え上がるとんど焼き
消防の出初式、各地域のとんどまつり。
こういった年の初めの恒例行事が終われば、いよいよ身も心もリセットが求められる。
境界を接する隣の地区では、「幸運を呼ぶ福獅子舞」が、民俗芸能保存会によって受け継がれており、昔懐かしい獅子舞が新春をいろどる恒例行事となっている。今年も4頭の獅子が、午前中は二手に分かれて地区内をくまなく巡回し、家庭や個人の無病息災を祈る「頭噛み」をして回る。
午後からは、大きな団地公園や介護施設などで4頭が勢ぞろいして、勇壮な舞いを披露する。
そして最後は、小学校で行われる地区のとんど祭りに合流し、とんど焼と獅子舞のコラボレーションでクライマックスを迎える。
半分仕事、半分プライベートで、6歳の孫と訪れ、焼いたお餅やぜんざいの接待を頂いた。
このように、我が家に飾ったしめ縄やお飾りなどを、大きく燃え上がるとんどの炎に投げ込むと、完全に正月気分におさらばして、何かしら新たな気持ちと、少し頼りないながらも今年に賭けるファイトみたいなものが頭をもたげる。
こんな心持を「リセット」というのだろうか。
カレンダーの予定欄を見ても、10日を挟んで、それ以前は予定らしき書き込みは二つしかない。
今日11日からを見ると、何も予定のない日の方が遙かに少ない。大袈裟に言えば、予定欄が黒くなっている感じさえする。
もちろん、公私取り混ぜた行動予定ではあるが、あれこれ色々あるものだ。
いつまでもノンベンダラリとはしていられない。地域社会活動も本格的始動、先ずはその資料作りが待っている。
こうして考えるだけで、やはり元気でいないと何もできないことに気付かされる。
取り敢えずは向こう1年、今の健康を維持し、気力・体力を衰えさせないよう、自らにハッパをかけるしかない。
その一つが「食べ過ぎ注意」であろうか。ついついお腹いっぱいになるまで箸を置かない癖がある。
晩酌のおかず量の手抜きと、手料理の味を落とすようお願いする必要があるのかも。ヘッヘッヘ。