「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「師走の風物詩」

2016年12月19日 | 季節の移ろい・出来事

 

悠雅君が、すぐ近くの民家に輝くイルミネーションを、「ペッカペッカ見に行こう」とおねだりしていたのは4年前。
その後も毎年、その家にはこうして華やかに飾られてきた。が、悠雅君が「行こう」と言わなくなってからは、わざわざ寒さを冒して見に行くこともなくなっていた。男の子だけに、こういうものから卒業するのは早いような。

そんな悠雅君に代わって、新たなお客様が表れた。姫孫希さん3歳である。
こちらは女の子、こういった華やかさ、美しさには目がない様子。コートを着せマフラー巻いてお手てつないで見学に。
もうあれから4年か~ という感慨と共に、悠雅君の頃の方がもっと華やかであったな~などと無責任な感覚も。

兎に角、歓声をあげて喜ぶ希さん、云わずともカメラを向ければ勝手にポーズをとる。
言葉も交わしたことのない人様の家の前で、ポーズをとったり写真を撮ったり…、いい気なものではある。
でもその前に「ワ~ なんときれいね」と大きな声で何度か言っておく。これが入場券代わりみたいなものだ。

飾りつけする方も、器具を揃え、高いところに登ってセットしそのうえで高い電気代を払って楽しんでいるイルミネーション。
外部から「ワ~きれい」と見に来る人がいてくれる方がやり甲斐があろうというものだと思う。
クリスマスを前にした、1年間の中のホンの短い師走の風物詩である。4年ぶりに堪能した。

一度は正面切ってご挨拶して、お褒めの言葉一つもかけて上げた方がいいだろうな・・・と思うのだが。
これがなかなか実現しなまま今に至っている。
世の中には、自分が楽しむためにやっていることに、他人の介入を喜ばない人も多いということが解っているだけに
敢えて疎遠を装っている。これが、昼間で気安く顔を合わせられるのならまた別な話だろうが。

いずれにしても年末恒例、つかの間の風物詩を味わった。ちっちゃなお手てのぬくもりに、気持ちまでホッコリ!。

コメント (2)
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