今日12月12日は、平成7年、1995年に日本漢字能力検定協会が制定した記念日「漢字の日」である。
なんで12月12日が漢字の日となるのかって?? それはね、
12月を「いい字」と読み12日を「いち字」と読む。つまり「いい字いち字」となる語呂合わせにちなんで決められたのだそうな。
そして漢字の日の今日は、毎年、京都清水寺管主さんによる、今年の世相を表す漢字一字が発表された。
『金』の字。あれこれ幅広く今年を思い返す漢字として『金』の字の投票が多かったということであろうか。
確かに、リオオリンピック・パラリンピックのメダルラッシュを思い起こせば、妥当と言えるようだ。
一方で、手垢にまみれたお金の使い方で奈落に落ちた人も数多く見て来た。その最たるスキャンダルがお隣り韓国であろう。
世相反映の漢字は「金」と決まったが、アタシ個人の漢字一字とはさてなんじゃろう。
今年1年を、本気で振り返るのはもう少し先の話として、今はチラッとだけ振り返っておきたいのだが……。
そのチラッとでさえ、この身にはよくも悪くも「金」という字にはあまり縁がなかったような。
人それぞれに色んな想いが交錯する師走半ばではあるが、思い当たる一字を……と探してみる。
敢えて取り上げるなら「笑」わらうであろうか。
どちらかというと、もっともっと笑えることが多かったと思うのに、意外に笑わなかったな~という思い。
何のことはない、苦労性、貧乏性が故に、笑いを抑えたというか、もっと笑って過ごせたはずなのにあまり笑わなかったということか。
そんな気持ちの代表格が、広島カープ25年ぶりの優勝である。
神ってる若手が活躍して、ベテランが背中で引っ張る、そんな理想的な戦いの中で11連勝もして大いに笑わせてくれたはずである。
それなのに、ああそれなのに、11連勝したということは11連敗だってあるはずだ・・・などと笑いを少し控えた。
そしてやっぱり最後にリーグ優勝で笑った。クライマックスシリーズは正直笑いっぱなしだった。
ところが日本シリーズは、第3戦目まで半信半疑で薄ら笑いを浮かべた。そして最後は、「やはりそうか」と嘆いた。
兎に角、この1年を振り返るのは、もう20日を過ごしてからにしよう。