「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「この胸のときめき」

2012年08月11日 | 家族・孫話

        
            珍しく一晩に3本の花を咲かせた、ホテイアオイ

天地鳴動!!空駆ける閃光、大地を揺らす雷鳴驟雨!!
待ちに待った天の恵みに、木も草も畑のスイカも、ものみな大きく深呼吸。
大地がよみがえるほどのまとまった雨に安堵の胸を撫で下ろす。

4ヶ所の水槽で息づくホテイアオイが一斉に花開いた。
中でも最も水量の少ない、昔ながらのお餅つき用石臼には一晩に3本の花を付けた。嬉しい予兆なのか、ちょっと期待。

いよいよ明日、名実ともに我が家にお嫁さんがやってくる。
本来ならジューンブライダル、6月の花嫁さんとなるはずであったが、諸般の事情で学校が夏休み期間中の明日、一人息子の結婚式を挙げる運びと相成った。
我がことのようにときめきをおぼえ、なんとなく鼻の奥が切ない。涙腺が緩みそう。

明日本番は大勢のお客さんの前で「新郎の父親・両家の代表」という大役が待っている。つい肩いからせて紳士を振舞うに違いない。マイクも持たなくてはならない。
その点今日はどんな思いをしようと、一人ニヤケていようと涙腺が緩もうと、意のままに明日の謝辞を考えておけばいい。気は楽だ。

いつも言葉少なで飄々たる倅が、ヒョイと神妙な言葉を掛けてくる。
親父の背中を時々は見てきたのか、と思わせるようなことを言うところをみれば、これも成長の証かなと思いたいが果たしてどうなんだろう。
  
   ♪♪ 多くは言わない お前も大人さ 
        俺でよきゃ聞いてやる いちばんお前を 知ってる
           親子じゃないか この先ず~っと ・・・ ・・・ ♪♪

靴も磨いた。靴下も揃えた。残るはこの胸のときめきをどう鎮めて明日を迎えるか・・・。

コメント (9)
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