「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「9月往く・・・」

2010年09月30日 | 季節の移ろい・出来事
秋半ば、大きな話題となるのが今年の米の作況指数、いわゆる作柄である。
今年は、人間も動物も畑も田んぼも作物も、一様に猛暑・酷暑の影響を少なからず受けた。
お米もご多分に漏れず、一部地域を除いて、作況指数はほぼ例年並みと高いが、実収量は例年以下という。
夜も昼も異常な暑さで、寒暖の差が少なく、お米も生育のペースを狂わされたのだろうか。

残暑とは名ばかりで、その暑さは半端でない9月であった。でも日の長さは確実に縮まっていた。
「つるべ落とし」と言われる日の入りの早さ、夕暮れの短さを感じているうちに突然涼しい、ホンマモンの秋がやってきた。
つるべとはどんなものか、何で秋の夕暮れだけを「つるべ落とし」と言うか・・・など、蘊蓄を調べた。

が、よく考えてみれば、このブログに目を通して頂く方は、書き手より先輩かせいぜい同輩。
ならば、くどい説明などするとそっぽを向かれそうなので辞めた。
ただこの頃では「つるべ落とし」は、他にも色々使われる。株価の急落、会社業績の急落などがそう呼ばれる。
それらを一気に反発して急上昇することをV字回復と呼ぶ。

低迷する株価や円相場を、どこからかスーパーマンが現れて一気のV字回復とならないものか。
こればかりは「いずくも同じ 秋の夕暮れ・・・」などといつまでもうつむいてはいられまい。
往く9月に別れを告げ、回復の10月に期待をかけるとしよう。

       ( 写真:昔の井戸から水を汲み上げる滑車方式のつるべ ネット拝借)
コメント (10)
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