「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「心和んで…」

2010年03月17日 | 旅行・レジャー
さーて何年振りになるだろう、明治大学マンドリン倶楽部演奏会に浸った。
もっと若い現役の頃に一度行って以来だから、相当の年数は過ぎている。

前回の観賞はこちらが若かったせいもあって、生の演奏会でありながら、少し地味なおとなしいイメージが強かった。
しかし今回は、奏者がみんな若く、躍動感にあふれているように思えた。手拍子はもとより足でリズムを取りながら、実に楽しい2時間15分を過ごしたように思う。
若いのは当たり前だ、学生なのだから…。そんなことは分かっているが、観客を楽しませるには先ず自分たちが楽しむ。そんな雰囲気を感じたからかも知れない。

あのマンドリンが「日本の心・津軽組曲」では太棹津軽三味線を彷彿とさせる音色で惹きつける。
かと思えば、古賀メロディをしっとり聴かせる。そして「朧月夜」の全員合唱。
腹の底から湧き上がるほどの感動とはひと味違う。なのに、終わった後の爽快感はなんだったのだろう。

あれこれ何かと時間を大切に過ごしている今、フッと息を抜いて自分自身で心和ませる時間を作ったことが、言葉になりにくいほどの安らぎをもらった気がする。

こんなちょっとした時間を作ることが、これまでとは異なる大きな活力源になる予感がする。
コメント (4)
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