「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「草食男子」

2010年01月11日 | つれづれ噺
今日は「成人の日」
元々は、元服の義が行われていた小正月に当たる1月15日を成人の日と定めていた。
ハッピーマンデーの導入によって、1月第2月曜日が成人の日として定着している。

今年は139万人の青年男女が成人を迎えた。
1970年の246万人をピークに減少傾向の一途をたどっている。
その上、ここ数年の成人式参加者のマナーの悪さ、質の低下が大きく叫ばれている。

そこへもってきて、今度は「草食男子」が注目されているという。
恋愛に対して積極的でない男の子のこと。これに対して異性を恋し愛して欲する人間本来の姿をもつ、主に女性を「肉食女子」と呼ぶのだそうだ。
この人達に恋愛感を尋ねると、積極的でない・どちらかというと積極的でないと答える人が、男子・女子ともに全体の半数以上を占める。

これらはいったい何を意味するのだろう。
異性を恋し、愛して男女が結ばれる…。それさえ億劫になるほど今の世の中、若い人たちにとって面白くないのか。恋愛さえ面白い対象ではなくなるほど他に魅力がいっぱいあるのだろうか。
それとも、雄が雌を求める本来の動物的本能・子孫繁栄、種を残すという使命感が欠如しているのか。
欲する相手を求める努力さえ、最初っから投げ出すのだろうか。

事情は千差万別色々あるのだろう。ただ、本来の人間として、一人では生きていけない、誰かと助け合うことで生き甲斐も楽しさも見つける努力を忘れてはいけない。

「ひとり口は食えなくても、ふたり口は食える。」 おふくろの言葉を思い出す。

       ( 写真: 娘の成人式。10数年前のアルバムより )
コメント (14)
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