甲斐丹沢山旅 no3 乾徳山 その5
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ところが この方たちの足があまりにも遅いので困ってしまいました。
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私の足はそんなに速くないのですが それでもこの方たちは あまりにも遅いので
一緒に歩くのはとても疲れます。そこで 失礼して 追い越しさせていただきました。
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ところが追い越してしばらく歩くと 踏み跡が次第に不鮮明になりました。
広葉樹の森に入り 落ち葉がかなり厚く敷き詰められていることも原因の一つかもしれません。
まだ道満尾根に入ったばかりなので まだ標高差900m近く 降りなければならないので
とんでもない方向に下りたら大変です。
扱き返すかどうか 考えて歩いていたら
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突然前を行く人の赤いリュックが見えました。よかった、このままこの人について下りよう。
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と付いて行ったのですが この人もおかしな人で 時々立ち止まり じっと何か考え込んで
います。最初は後ろで静かに待っていたのですが 立ち止まりがたびたびなので 追いついて
「どうかしましたか」と聞くと「時々地図で自分の位置を確認しているのです」
とおっしゃったので こりゃあかん と追い越しさせてもらいました。
もうここまで降りてきたら道もはっきりしているし 別に迷うこともありません。
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それからは一人でどんどん飛ばして降りていきました。
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快調に飛ばして降りていくと 集落の方から犬の鳴き声が聞こえるようになりました。
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やれやれ道満尾根の登山口まで降りて来ました。
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林道を歩いているとこの若者グループに追いつきました。
ゲートは鹿よけなのでしょう。
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若者たちと一緒に林道を歩いていると 徳和集落が見えてきました。
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無事に駐車場に帰着しました。満車だった車もかなりまばらです。
時間は15時45分です。7時15分にスタートして 月見岩で45分の休憩をしました。
歩行時間7時間45分でした。登り4時間30分、下り3時間15分。
コースタイムが登り4時間10分、下り3時間10分なので 老人としてはまずまずでした。
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この軌跡もジオの調子が悪いので私が記入しました。
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距離はそれほどでもないのに やはり標高差が凄かったですね。
標高差が1000mを超える山歩きは久しぶりです。日頃我が家の裏山の岩湧山で
「岩湧七つ道」の登山道を一筆書きで全部歩くと 標高差が1100mになり
約5時間半で歩くトレーニングをやっておくものです。
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NO4 国司が岳を中止して大石山 へ続く
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