「西の谷緑地公園」を美しく!

「公園都市水戸」の街造りを考える人達と協働したいと思っています。

大曾根克彦さんを偲ぶ会

2023年02月14日 10時30分17秒 | 本・雑誌
大曾根克彦さんを偲ぶ会
@雑貨と珈琲の店 たけうち(水戸市泉町3丁目)
2月18日(土)夕方5時から会費無料
多くの方々のご参集をお待ち申し上げます。






大曾根克彦さんは茨城新聞社、産経新聞の記者を経てタウン誌「月刊みと」の編集人を務めた後、1982年からフリーランスとなり多くの分野に渡る執筆活動を続けました。
常陽芸文センターの機関紙『常陽芸文』の仕事はフリーになると同時から携わり、茨城県及び近隣の歴史・文化・自然・人物などの掘り起こしと紹介に努めました。
しかし、編集者としての取材・執筆活動なので署名記事は少ないので、多くの業績は表には出ておりません。

2021年に発病し、根治困難な病と知り、遺書代わりの回顧録めいた断片を書き始めました。
以来、1年の短い期間であったが、自己の人生と昭和という時代の記録を織り交ぜ『極私的昭和』を自費出版することになり、仮製本に目を通した1月12日に、容体が急変し帰らぬ人となってしまいました。
まもなく、遺族から友人知人に完成本が送られました。

5歳の時の連合国司令官マッカーサー元帥の帰国のラジオ放送を聞いた体験から始まり、父母・祖父母のルーツ、出生地である現在の水戸市下国井町での生活、高校・大学、そして新聞記者からフリーの文筆業。
自己の暮らしの体験と昭和の歴史が織り交じった逸話の数々。
テーマごとに読みきりなので、どこから読み始めても良い構成になっています。
『画家・福地靖小論』や「日めくり俳句会」の有力なメンバーで社会を鋭く切り取った俳句の自選200句も掲載されています。

水戸・茨城の昭和史として貴重な著作ですが、自費出版で市販されてはいません。何部が印刷されたかも分かりません。
書店などで販売することがあればと願うのですが、現在のところ予定はなさそうです。
『極私的昭和』を今流行りの「クラハン」での出版の可能性を考えることを含め『月刊みと』『常陽芸文』のバックナンバーなども読みながら、大曾根克彦さんを偲ぶ会を開きます。
大曾根さんと面識のなかった方々のご参加も大歓迎です。


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