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「戦国大名 真壁氏の盛衰」展 @茨城県立歴史館

2010年07月16日 00時04分11秒 | 博物館
「戦国大名 真壁氏の盛衰」展 @茨城県立歴史館
7月13日 ~ 8月15日


秋田のうどん製造所「眞壁屋」を検索したら、佐竹氏の秋田移封に従って移り住んだ真壁氏の末裔で、常陸(茨城)に縁のある家系とあり、そのようにブログに載せた。
記事を読んだエビネンコさんから「茨城県立歴史館で真壁氏の展覧会が開催されてます」とのコメントが寄せられた。

歴史館の開館は10時だが、9時30分には着いた。
庭園は7時から入場できる。
先ずは、蓮池の「大賀蓮」を見ることにした。





蓮は咲き始めたばかり。
池面の全部を埋め尽くすより、ちらほらと咲いているほうが風情がある。

展示は、中世の真壁地方(現・桜川市)に勢力を誇った真壁氏。
佐竹氏の家臣となって秋田に移った。
その歴史を古文書や肖像画などを通して紹介している。

関東地方において、中世の古文書が残ることは稀だが、真壁氏の一族の長岡古宇田氏は35点の古文書を伝えてきた。
中世の武士にとって、正しく命である土地の権利書。
現代人には想像できない、重要な意味があったのだ。

真壁氏は佐竹氏の家臣となり、近世は秋田藩士となった。
その子孫達は、先祖のことを調べ、そして後世に伝えた。



紙本著色 伝 真壁道無像(部分)18世紀



絹本著色 伝 真壁充幹(みつもと)(1644~1699)。 18世紀 
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