「西の谷緑地公園」を美しく!

「公園都市水戸」の街造りを考える人達と協働したいと思っています。

水戸徳川家の蘭 @水戸市植物公園

2017年01月18日 22時10分15秒 | 庭園
限りなく白い花を目指して
水戸徳川家の蘭 @水戸市植物公園    
1月7日(土)~22日(日)




句友のNさんは山登りが好きで野草山草の愛好家。
偕楽園や弘道館の歴史案内ボランテアもされている。

活動の一部を紹介するブログが「顎鬚仙人残日録」。
植物に関する気の利いた文章と自作の俳句が楽しい。

『蘭 パフィオペディルム (水戸徳川家の蘭)』
と言う記事で「白い蘭」の写真は気品があって奥深い。
早速、現物を拝見に水戸市植物園に。





水戸徳川家の14代、徳川圀斉氏(1912-1986)は蘭、とりわけパフィオペディルム(通称パフィオ)の白花の美しさに魅了され、新種を輸入し、交配を行い,歳月をかけて新しい品種を次々と作り出し,ラン栽培をライフワークとされた。

新たな品種には旧水戸藩に所縁の名前を付けた。



「スワンゴールド」
新種には英国王立園芸協会に新生登録するが、タッチの差で登録されず英語名もある。



「マユミ」
常陸太田市の真弓山で白い大理石が採れ、当時は藩の御用石。



「サクラガワ」
偕楽園下を流れる桜川は、光圀公が磯部(桜川市)の桜を移植して命名されたと言われる。現在、桜川沿いにヤマザクラ中心の当時の景観を復元する「水戸桜川千本桜プロジェクト」が始まった。



「ヤミゾ」・「カシマナダ」

「顎鬚仙人」さんの様な、魅力的な白い花の写真が撮れなかった。

植物公園の関係者にお願いしたいのは、



素晴らしい蘭の花なのに、新春の飾りの多くの花々など混ぜおきの展示。
展示会の様に一鉢ごとに無背景の中で展示すべきと思った。

更には、「水戸の梅祭り」が始まる。
既に開花している品種も有る。
梅は咲き初めを愛でるから、全てが咲かなくとも問題ない。

既に多くのお客様が水戸を訪れている。
素晴らしい「水戸市植物公園」知ってもらう絶好の機会。
おもてなしの心が感じられない運営は心残りだ。

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