「西の谷緑地公園」を美しく!

「公園都市水戸」の街造りを考える人達と協働したいと思っています。

圷ハリストス正教会(聖パウエル会堂)@茨城県東茨城郡城里町上圷2329

2019年07月09日 10時42分23秒 | 文化遺産
圷ハリストス正教会(聖パウエル会堂)@茨城県東茨城郡城里町上圷2329



笠間出身で日本人初のイコン画家・山下 りん(1857年 - 1939年)の作ともいわれる「至聖生神女」
仏像・神像などについてはサイン、作者名が施されるのは稀で、この作にも署名はない。



東茨城郡城里町上圷は水戸から北に約15キロ、那珂川沿いの農村地帯。
畑に囲まれた圷ハリストス正教会会堂。



1884(明治17)年に東茨城郡で初のハリストス正教会信徒となった猪野亀太郎が出資して、土瓦ぶきの木造2階建ての教会を1889(明治22)年に建築。
其の後、平屋に改築された。
2011年の大震災で大きく傾き、損傷が激しく再建を断念。
2014年に新築された。









猪野亀太郎の影響が大きかったにせよ、この地にハリストス正教会が根付き、この辺り一帯に数十軒の信徒がいたらしい。
現在は数軒らしいが、これだけの会堂を再建できたのは驚きだ。



漢字による往時の聖書なども保存されていた。



数年前に作られたイースターエッグ。

近隣の信徒によって守られ、年に数回のミサが行われるとか。

●元は「旅ブラ」を主宰し今はさわやか交通の社員の山本 哲士さんが地元の管理者にコンタクトし、案内して戴いたので拝観出来たが通常は非公開だ。
場所も分かりづらく、目立つ建物ではない。
興味ある方は山本さんに、連絡ください。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 偏奇館の跡地は? | トップ | 「聴水庵・まえぐら」@常陸... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

文化遺産」カテゴリの最新記事