怒りのブログ

憤りを言葉にせずになんとしようか。

栃木県の事件

2005-12-04 00:46:04 | 教育
広島の件があって、またである。
なんともやるせない気持ち、惨劇を考えると目を覆いたくなるような現実だと思う。

でも目を伏せて、耳をふさいでもダメなのである。
呼びかけに終わらない「子どもの安全」中心の具体的対策が必要なのである。
そのためには「よりよい子育て」の保障は絶対だと思う。
「だれが?」という問いかけは、すでにシニカルだとかいう以前に目前の問題を逆なでする行為になりそうだ。

まず、自分達の地域の環境を顧みてほしい。
歯止めのない「個人の自由」なんて強者の論理であるし、モラルは大人の世界から崩壊しているのだから、ちゃんとした地域作りをすることができる社会的、個人的な余裕は絶対必要だと思う。
そしてそれを個人のレベルから立ち上げようとする力は性急に求められている様相を呈していると思う。
学校になんとかしろとか、警察は何をやっているんだなどの責任転嫁ではすまない世界になってきているのだと思う。
ちゃんとした市民社会を構築するための手立てとしても地域の安全と改善は繋がっていると思う。
まずは「子ども」をよりよく育てる社会作りを望みたいし、そのための声を上げていかなければならないという気持ちでいっぱいだ。
今回までに起きた事件は全て他国のテロ事件のようなものではなく、我々の心にもじっとりとしみ入っている問題だと思う。
隣人がいつ非社会的な行為に及ぶか分からない時代に、危機感と焦燥感を押さえながら、自分達の行うべき道を前向きにさぐることは周囲につたえていきたい。

Apple教の布教活動

2005-12-04 00:17:40 | 戯言
Macが好きで使っている。
というより、オタク的な感触をもって使っている。

最初にふれたパソコンはX6800だし、そのあとBasic言語などにふれたりしたのはNEC98なのでまったくMacの環境は知らなかった。
でも、あるとき私の友人Y氏の研究室にひっそりおいてあったMacintoshSEにふれ、そのインターフェイスにはまった。
おりしもパソコン界のポルシェと言われ、高嶺の花だったMacがLCシリーズを出し、なんとか学生身分の手に入りやすくなった時期だったので、「プログラミング言語なんて面倒くさい!これからはオブジェクト指向だよ!」なんて分かりもしないくせにHyperCardに惚れ込み、Macを買った。
それからはMac一辺倒。(もちろん、必要に迫られて、嫌々ながらWindowsマシンも使ったが)
負け惜しみかもしれないが、HyperCardにはとても世話になった。

Jobsが戻ったApple社は、面白さを取り戻したが、少し商売上手になり、ヴィジョンも夢物語ではなくなった。
でも、ハンドヘルド型がないとか、わけのわからない日本人的無い物ねだりをのぞけば、今のAppleのPCラインナップは魅力的で強力だ。
少なくとも仕事上では、現状でWindowsマシンは必要ない。
というか、私の仕事上(PC担当)では、Windowsの融通のなさとトラブルの多さに幻滅する毎日だ。

最近、MSオフィスのMac版がまた遅くなったとか聞くが、オフィスXはそこそこちゃんと動いてくれるし、Windows側とのデータ互換性もフォントの問題ぐらいでどうにかなっている。

さらにコメントすると、Windowsマシンは安いとかいう人に出会うことがあるが、「本気か?」と思ってしまう。
Macの初期状態であるソフトと等価の状態でWindowsを出荷するとしたら、まずWindowsの方が値段が大幅に高くなってしまう。
よく私はパソコン(当然自前のMac)を使っていて、職員室などで通りすがりに「あれ?こんなことできるんだ!」と驚かれる。
「じゃ、XPになったし、こっちでやりたいのだけれど・・・。」と職員室内のPCを指差されて困ることが多い。

Windowsはオプションなしのアメ車のようなもの。
Macはラインナップの少ないトヨタ車のようなもの。
ウィルスの汚染度を考えただけでもWindowsは使いたくない。
しかも教育的でない。

うちの校長には「Macは(導入は)ダメだよ。」とよくいわれる。
別にそんなことは考えていないが、そんな話を言われる度に、教育情報界は終わっていると思う。