オーディオとクラシック

昔からのクラシックファンが最近のオーディオに取り組んでみます。

ハイレゾでクラシック音楽を聴き始めました Ⅲ

2014-11-14 08:42:57 | オーディオと音楽
 再生音の聴き比べ

LP,CD,ハイレゾ音源の再生音を聴き比べてみました。
 LP,CD は モーツアルトのピアノ協奏曲 第23番 K.488、ブレンデルのピアノ、指揮はマリナーで、ハイレゾはe-onkyo からダウンロードした ポリーニのピアノ、指揮 はベーム、ウィーン・フィル の同曲。
 この曲はモーツアルトの27曲あるピアノ協奏曲の中でも特に美しい曲の一つで、ブレンデルの演奏は私の最も好きなディスクです。
 LPはカートリッジに ベンツ・マイクロ のリファレンスを使用、( 針音が殆ど聞こえません )
前奏からピアノが引き始める辺りの絃合奏がとても綺麗に聞こえる。高音部が透き通るように高く伸び艶があるように聞こえました。最近はこの高音の伸び、艶が聞き取れなくなったのが残念、高齢による聴力低下によるものでしょうか。ピアノの音は少しぼやける感じです。
 CDプレイヤーは ゴールドムンド MIMESIS 39 CD 。
 今となっては古いですが、中音域がしっかりと美しく聞こえます。
 CDで同曲、同演奏を聞いてみます。美しい音ですが、出だしの絃合奏の高音部の伸びが今ひとつ、艶やかさが無く少しきつく聞こえる、ピアノの音は安定してしっかり聞こえます。
 ( モーツアルトのピアノ協奏曲の絃合奏の部分は演奏会場で聞いても、意外に大きく強く厳しく聞こえることがありました。)
ハイレゾ音源では、OPPO 105 DJP に入力して聞きました。CDより更に緻密で美しい絃合奏が聞こえるが、艶やかさは聞こえない。高音部の抜けるような伸びは今ひとつ。ウィーン・フィルの絃はもう少し美しいと思うのですが。録音が少し古いためでしょうか。木管は綺麗に聞こえます。この美しさは流石ウィーン・フィルです。
 次にブルーレイオーディオです。
曲は違いますが、シューマンのピアノ協奏曲をピリスのピアノ、ガーディナー指揮のブルーレイオーディオ・ディスクで聞くと、絃合奏もとても美しく響き、音の広がりも良く、演奏会場の臨場感まで感じられるので、ブルーレイオーディオ・ディスクの可能性に期待したいと思います。
このディスクには CD,SACD のハイブリッドディスクが付いていますので聞いてみました。SACDよりもブルーレイディスクの方が音も緻密で美しく、臨場感にも勝ると思いました。

最初に聞いた ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲でも、CDでとても美しいと言われるムターの音が、ブルーレイオーディオ・デイスクでは 一層細やかに美しく聞こえました。倍音もはっきりと聞こえます。
空気感というか、立体感というか、演奏会場の雰囲気まで感じられるように思います。
ヴァイオリンの音色は甘く美しいと思っていたのが、厳しさを伴う美しさだと気づかされました。
只ダイナミックレンジが広がったせいか、ヴァイオリンの弱音部が小さく聞こえ難い面も感じました。

ブルーレイオーディオ・ディスクの情報は 「Katyanのオーディオ・ビジュアル・ルーム」http://katyan4.exblog.jp/ さん のブログから頂きました。
有難うございました。

  左 ブルーレイオーディオ・ディスク  大きなケースに入っています。
         ブルーレイ・オーディオ  ピュアオーディオ と表示
  ベートーヴェン ヴァイオリン協奏曲 ムター(V)



シューマン ピアノ協奏曲 ピリス (P)
  メンデルスゾーン 交響曲 第3番 ガーディナー 指揮



  オーディオシステム
   OPPO はテレビ画面から操作します。タイトル画像が表示されます。ブレンデル (P)
聴く時にはテレビは移動します


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