オーディオとクラシック

昔からのクラシックファンが最近のオーディオに取り組んでみます。

ハイレゾ配信で聴く  モーツァルト ピアノ協奏曲たち

2017-07-28 10:32:03 | オーディオと音楽
  ハイレゾ配信で聴く  モーツァルト ピアノ協奏曲たち

 私はモーツァルトのピアノ協奏曲が大好きです。LPもCDも大勢の演奏を揃えて聞き、
オーディオ装置も心地良く聞くために整えたつもりです。
 大げさにならないように、比較的小音量で聴いて来ました。
 ハイレゾ配信が始まって、SACD を飛び越えて聴き始めました。未だまだ曲数が少ないのが残念です。
 サントリー・ホールのオープニング・コンサートで、内田光子のピアノでモーツァルトのピアノ協奏曲 全曲演奏がありました。その中の一夜を聴きました。有名な曲ではありませんが、第22番K.482 でした。内田さんは派手な衣装で颯爽と登場、美しい演奏を聴かせてくれました。それ以後、内田光子のファンです。
 CDでもクリーヴランド管弦楽団との再録音が出て、一層演奏も録音も磨きがかかりました。ハイレゾ配信でも2枚分が出て、早速聴いています。Sonica DAC になってから、弦楽合奏が一段と綺麗に聞こえるようになったと感じています。ピアノも端整で綺麗です。CDで以前より複雑な心境を表していると感じたピアノ演奏が、自然に流れているように感じられるのも不思議です。
 内田さんのハイレゾ配信では有名な曲の配信が未だ出ていません。
 有名な曲では、第23番K.488 のポリーニ、ベーム、ウィーンフィル が出ています。LP時代の録音ですが、ウィーンフィルの音が美しい。ポリーニも若く緊張感溢れる良い演奏で、好ましく聞いています。
 K.271を弾いている ブレンデル の再録音も緊張感のある良い演奏で、録音も良いと思います。
 後期の協奏曲を殆ど再録音し、ハイレゾ配信しているのが、レーデル( P ) ドレスデン国立歌劇場管弦楽団メンバー です。雑誌では演奏も良く、録音も良く、演奏会場の雰囲気もとても良く出ていると評判が良いのですが、私が聴いたK.537「戴冠式」は、テンポが早くスッキリとして進み、私の好みとは合いませんでした。又、私の装置では会場の雰囲気もほどほどで素晴らしいとは聞けませんでした。
 
 好みの曲を好きな演奏家を選んで、自由に聞ける時代が、間近に来るのでしょうか。
日本では、未だまだCD の時代が続きそうですね。

 久しぶりに、LP で、ブレンデル( P ) マリナー指揮、アカデミー室内管弦楽団 でK.488。ギレリス( P )ベーム指揮 ウィーンフィル でK.595 を聴いてみました。弦楽合奏がとても綺麗に聞こえるのに驚きました。ヴァイオリンの一人一人が集まって弾いているという感じが良く聞こえます。倍音も伴って。
 ピアノの音は少し滲みを感じます。この点はハイレゾ配信に軍配が上がります。しっかりと確実な音がハイレゾ配信では聞こえました。
最近、LPが見直されていると聞きますが、その可能性は十分にありそうです。今から始めるとなると、装置に十分な準備が必要でしょうが。







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