オーディオとクラシック

昔からのクラシックファンが最近のオーディオに取り組んでみます。

再びスピーカーを換えました

2020-12-04 10:00:03 | オーディオと音楽
 再びスピーカーを換えました

 約1年前オーディオシステムを換えました。
最近のシステムで一応満足して聞いていましたが、最近また音楽に集中出来ない時間が増えてきました。体調も聴力の衰えも関係するでしょうし、電源の具合の良し悪しもあるでしょう。
中音部の聞こえが、もう少し引き締まって欲しいと思う時間が多くなりました。
 そこへ登場したのが、使用中のメーカーから新しく登場したスピーカーでした。
オーディオ雑誌はともかく、音楽雑誌にも良い評価だったので聞いてみることにしました。
今まではトールボーイ型の ソナス・ファーベル ソネットⅢ を使っていましたが、今回は同じ ソナス・ファーベルですが、製品的に一クラス上で、ブックシェルフ型の オリンピカ・ノバⅠ です。以前使っていたスピーカー アンサンブル もブックシェルフ型だったので、元に戻った感じでした。
作りは随分しっかりと作り込まれていると感じました。ハイエンドに一歩近づいた作りだと思います。
アンプはそのままマランツPM12 です。
 暫く鳴らしてみた感じですが、意外に低音が良く鳴ります。超低音は無理ですが、普通に聞ける低音は分離良く聞こえます。オーケストラの低音の動きが良く分かります。
中高音は以前から定評のある所ですが、しっかりと鮮明に聞こえます。
 ハイレゾ配信の曲を聴いてみます。
チェロの音がいいですね。フルニエのバッハ無伴奏チェロ組曲が以前より一層鮮やかに聞こえました。
ロストロポーヴィチとブリテン演奏のアルペジオーネソナタも素敵ですね。マイスキーとベルリンフィルの弾くドボルザークのチェロ協奏曲のチェロの響きが今少しと聞こえたのが残念な感じです。。
 ピアノの音も鮮明ですがしっかりと落ち着いた響きです。ピアノ協奏曲を聞くとオーケストラの音がしっかりと聞こえるようになりました。内田(P)とベルリンフィルのベートーヴェン ピアノ協奏曲が鮮やかに聞こえるようになりました。
しかし、前回述べた リパッティの弾いたグリーグとシューマンのピアノ協奏曲の印象は変わりませんでした。
オーケストラを聞いても全体の音を響かせながら、各パーツの音も聞こえる、良い感じで聞きました。
総じて、気持ちよく聞こえる感じになってきました。
 当日の自分のコンディションや、電源の状態などが安定しない時など、満足出来ない時もありますが、もう暫く鳴らしこんで聴きたいと思っています。

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 小さなフレームで栽培している カトレアが咲きました。
  レリオカトレア ラ・セルバ 「コンチェルト」 HCC/Tos です。
35年前 苗から育てました。丈夫で今でも咲いてくれます。