蒸気鉄道日記

5インチゲージ・ライブスチーム活動の日々を書き連ねます。

フォルテ エアテスト合格

2009年08月25日 | Weblog
 JAMの疲れがまだ抜けないのですが、残った体力を振り絞って(ちょっと大げさ)フォルテのエアテストを行ないました。動輪を浮かせると第1動輪が下垂して滑らかに回転しませんので、第1動輪をB20の試験台のローラーに載せ、エンドビームを角材の上に載せて行ないました。
 
 結果からいうと若干の手直しをしたものの、最終的にOKが出せる状態になりました。
 手直しとはリターンクランクの角度が動輪のクランクと同一線上に揃っておらず、やや傾き加減であったのを正しく直したというだけのことでした。
 エアテスト用のパイプはロケットのものがそのまま使えますので、新たに加工することなく流用しました。
 しかし、4mm径のパイプではエアの供給が追いつかず、長い時間の連続運転ができませんでした。ゆっくりした回転で、数十秒といったところです。それでも再度エアを充填してやればすぐに回り出しますので問題はありませんでした。この、充填・回転を繰り返すと、はじめぎくしゃくしていた回転が次第に馴染んで軽くなっていきました。エアでの回転を繰り返すこと約1時間。前後進ともに違和感なく回転しましたので、OKとしました。エアでは多少ぎこちなくてもレール上での蒸気運転では滑らかに走行することはB20で経験済みですので、気にしていません。

 当然、ボイラーのフィッティング関係からの漏れはなく、とりあえず常用圧力では心配すべき個所は見当たりませんでした。多少不安だったのはロケットで失敗した水面計周りからの漏れでしたが、何ごともありませんでした。
 水圧テストでは1.5倍の7.5kgまで圧力をかけますので、常用圧力ではなにもなかった部分から漏れが発生することも十分あり得ます。手直しと適切な言い訳を今から準備しておくといたしましょう。

 写真はエアテスト中の状態です。本当は動輪が回っているのですが、低回転ですので1/60秒でも流れてくれませんでした。

 さて、ボイラー検査(水圧テスト)のためにアダプターを拵えなければなりません。安全弁を両方とも外して、片方にはプラグを、もう片方には圧力計を取り付けるアダプターをねじ込むのです。ところが、安全弁のネジ寸法を測ってみたところ、M11×P0.75という超細目です。そんなサイズのダイスは持っていませんので新たに買い入れなければなりませんが、簡単に手に入るでしょうか??とりあえず工具関係のお店で探してみることにいたしましょう。
 
コメント
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