蒸気鉄道日記

5インチゲージ・ライブスチーム活動の日々を書き連ねます。

ハンドポンプ組み立て

2009年08月03日 | Weblog
 予想通り、時間が限られた中で本日はハンドポンプの組み立てを行ないました。組み立てそのものは極めて簡単そのもので、10分もあれば完了です。心配なのはこのポンプで給水量は十分なのだろうかということです。B20でさんざん苦労させられたもので、つい考えてしまいます。単機では問題はないと思いますが、運行可能人員は機関士含め5人というところが微妙なのです。

 機械的な限界もさることながら、水が追いつかないという問題が発生してきます。おそらくは軸動ポンプで十分なのだろうと思いますが、いつも機嫌よく働いてくれるとは限りません。そのときに頼りになる別の給水手段が必要になります。それがフォルテの場合はハンドポンプというわけですので、これの給水性能が一つの心配の種になるのです。また、さらには主に下回りの摩耗・損傷ということも想定されます。機関士含む5人というのがこの機関車にとってどうなのか、という点にかかってきます。

 今、B20が牽いているのがまさに機関士含む5人なのですが、以前は客車2両で8人の乗客を乗せていました。しかしこれでは老朽化が早まると気付き、以来1両減車して余裕をもたせているわけです。一方、フォルテはカタログ数値ではこの列車規模で限界です。つまりB20でいえば2両牽いて走るのと同じような状態になるからです。
 小型機の場合、ぎりぎりの仕事をさせると大型機で長大編成を牽いて峠越えをするような苦労と緊張感があって、運転の妙味を感じるわけですが、一方では上記のように老朽化が早くなるという負の側面もあるのです。

 まぁ、何はともあれ完成させないことには始まらないことですので、想像を巡らすまえに手を動かすことに専念いたしましょう。
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