蒸気鉄道日記

5インチゲージ・ライブスチーム活動の日々を書き連ねます。

凸凹直し

2009年08月13日 | Weblog
 変なタイトルですが、工程的に行きつ戻りつして遅れている部分の底上げを行ない、平準化するための工作をしました。まずは空きっぱなしの蓋(シリンダー前蓋と弁室蓋)をあるべき形で取り付けました。この前蓋をなにゆえ取り外したのか、というと、動輪の回転がひっかかることから、ピストン関係がかじっているのかと思い、取り外してみたものです。結果的には何も起きてはいませんでしたが、弁調整が終わるまで開けておいたのです。

 次にシリンダードレン弁ですが、これはさんざんご報告しているとおり、薄型ナットを締めるスパナがありませんので、何本かある中から一本を薄く削り直して工作を行なうこととしています。ただ、暑い盛りに大変暑い工作室に入るのが嫌さにさぼっているところです。しかし、これが決まらないと仮止め工作が多くなるばかりですので、決死の覚悟で工作室のグラインダーで削ろうと考えています。問題はいつやるのか、ということです。

 そして弁室の上蓋です。これは文字通り弁調整が終わらないと取り付けできません。その弁調整は一応終わっているのですが、なんとなく不安で仮止めのままにしておいたのです。しかし、調整が終わったのですからその結果確認のためにも取り付けてエアテストを行なわなければなりません。
 ということで、指先をバスコークで真っ黒にしながら取り付けました。

 ところで、前蓋はすっかり塗装がはがれてしまいましたので、シンナーで清掃し、オキツモさんの半艶で吹いたのちガスレンジで焼き付けを行ないました。魚焼き用の道具のうえに魚ならぬシリンダー前蓋を置いて焼いたのです。180℃というのがどういう具合か分らなかったので、とにかく炎が真下に来るようにして中火で30分加熱しました。終わってから徐冷して手に取ってみたところ角の部分があっさりとはがれてしまいました。温度が低すぎたのでしょうか。

 ここ数日、さる時代小説を読みふけっており、工作時間にたっぷり食い込んでしまいました。本日読了しましたので土曜日には少し長めに工作時間がとれると思います(希望的観測)。
 明日はわたしの誕生日のため祝日扱いで工作室はお休みです。仕事には行きますよ(念のため)。
コメント
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