蒸気鉄道日記

5インチゲージ・ライブスチーム活動の日々を書き連ねます。

ZARD Film of 7th Memorial

2013年05月28日 | Weblog
 というわけで、昨日は坂井泉水さま七回忌であり、表題のフィルムコンサートがありました。当然わがZ団も公式行事として参加いたしました。昼夜2回公演で、わたしたちは昼公演(といっても16時開始ですが)に行きました。公演開始2時間前に献花に行きましたら、もうすでにたくさんの花が献花台にあふれておりました。

 今回の内容は、今までの楽曲中心の映像を連ねるものからドキュメント映像中心に切り口が変わっておりました。前回の品川での公演あたりから少しずつそういう方向になっていましたが、今回はもっとはっきりと日常の泉水さんを前面に出して「歌っていないときの坂井泉水像の特集」といったものでしたね。
 つまりいつものPVのシーンの前後のもようがたくさん紹介されているのです。具体的には青年館での撮影風景、ニューヨークでのロケもよう、スチール撮影の様子、テレビの特番用の撮影、レコーディングブース内の泉水さん等々、とにかくおしゃべりして笑って打ち合わせして、、、といったシーンがたくさん出てきますので、皆さん食い入るように画面に見入っていました。特に99年の船上ライブのメイキング映像はとても興味深く拝見しました。100万人の中から選ばれた超超ラッキーな600人の興奮度がびんびん伝わってきました。
 印象的だったのは泉水さんが周りのスタッフにとっても気遣いをしている点でした。それと打ち合わせのときの怖いくらいの真剣さも良く伝わってきました。

 今回はヨーロッパでのロケ風景がありませんでした(前回のフィルムにはわりとありましたが)。次回はそちらが中心になると良いなぁと思った次第です。後ろにいた女性が「Beingってどのくらい映像を隠し持っているのかしらね」といっていましたが、まだまだありそうな気がします。デビュー25周年まではこれでつないでいくのかもしれませんね。

 それにしても亡くなって丸6年になるのに2公演ともあふれんばかりの来場者がいるのはさすがに「これは普通じゃないなぁ」と思いました。親子連れが多いのも目立ちました。親から子へZARDの音楽が伝えられているのでしょう。

 blogramのブログランキング ←このあとしっかり総括を行なったのは言うまでもアリマセン。

 
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日本酒でへろへろ

2013年05月26日 | Weblog
 昨日は月1回のバンドごっこの日でありました。久しぶりに全員がそろって賑々しく行ないました。前回は女子の参加がありませんでしたので、ZARDの曲はCDの泉水さんをバックに演奏しましたが、今回はちゃんとボーカルもピアノも入れて本番同様の構成で行ないました。まだまだ課題は多いのですが、かなり進歩していますから人さまの前でご披露できるときも近いのでは、と思われます。

 さて、昨日のご報告が本日なのはいつものとおりで、練習後じっくりと2次会を行なったからでございます。ここのところ封印していた日本酒を予想通りたっぷりといただきましたので、すっかり力が抜けてへろへろ状態です。でも楽しく飲んだので二日酔いにもならず、その代わりお昼近くまでひたすら惰眠をむさぼっていたのでした。
 日本酒に限らず醸造酒系は「うつ」に良くないのでなるべく飲まないようにしています(原因は不明)。特に仕事がらみの席では絶対に飲みません。二日酔いとうつ状態に陥ることが明らかだからです。仕事の話をしながら酒を飲むなんていう状況がそもそも体にヨロシクナイのですが、イヤだとばかりも言えないのがサラリーマンのつらいところです。そういうときは焼酎の薄いお湯割りをチビチビ飲んでごまかします。

 さてさて、明日は5月27日。坂井泉水さまの祥月命日ですからわがZ団の公式行事です。午後には会場の中野サンプラザへ赴いて献花・黙とうし、夕刻からのフィルムコンサートに備えます。
 ということで、明日に備えて休養を取ることといたしますので、これにて失礼いたします。

 blogramのブログランキング ←それにしても眠いですなぁ。。。

 

 
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本日は例会でした

2013年05月24日 | Weblog
 タイトルのとおり、本日は鉄研同期の例会があり、帰宅が遅くなりましたので、回送扱いとさせていただきます。会場は新橋のビアホールで、ここしばらくノンアルコール生活でしたのでビールとはいえかなり回ってしまいました。

 なぜノンアルコール生活だったかというと、ドックの胃カメラではなんともなかったくせに胃痛がするからなのです。問診の先生は「ご覧のとおりきれいですね」とおっしゃっていたのですが、どうしたわけでしょう。やはり仕事の重圧が(あるとしたら)響いているのでしょうか???
 よく分かりませんが、まぁ事実はそういうことですので、しばらく控えているのです。来週胃腸科への定期通院がありますので、そのとき聞いてみることにして、それまでは大人しくする予定です。とかいいつつ明日も月曜日もそして火曜日もアルコールを摂取することになっているのですがね。。。

 というわけで、本日は失礼いたします。

 blogramのブログランキング ←初日からけっこう来ましたね。。。

 
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人参の葉っぱ

2013年05月23日 | Weblog
 皆さん人参の葉っぱって見たことありますか?「そういわれれば見たことないなぁ」という方が多いのではないでしょうか。八百屋さんではまず見かけないですね。なぜなら人参の葉っぱはけっこうしっかりと繁っていて本体と同じぐらいかそれ以上に存在感があるので切り取られてしまうからです。つまり「邪魔」なわけですね。

 しかしこの人参の葉っぱは精進揚げにして食べるとなかなか良いお味なのです。昔は葉っぱ付で売られていたので普通に食べていたのですが、切り取って売られるようになったのでいつしか食べなくなりました。わたしのような高度成長以前体験者にとっては懐かしい味なので、畑で見るたびにあの葉っぱも食べたいなぁといつも思っていたのでした。

 そして一昨日のこと。仕事帰りに近所のスーパーに寄ったら、なんとそこに葉っぱ付の人参がたくさん並んでいたのです。「いまどき珍しい」と近寄ったら「地場野菜」という看板とともに見たようなおっさんの顔写真が並んでいます。良く見るとわたしの同級生たちではありませんか。な~んだ。地場も地場、歩いて2分の畑から出て来たものだったのです。つまり「あの葉っぱ食いたいなぁ」と思っていたソレだったわけですね。さっそく購入して帰り、妻に「この葉っぱを揚げるように」と申しつけて夕食のツマミにしたことは言うまでもありません。町場育ちの妻は人参の葉っぱなんぞは見たことも食べたこともないので怪訝な顔をしていましたが、結構気に入ったようでせっせと食べています。

 さて、「ツマミに」といったものの、わたしはここ3週間ほどノンアルコール生活が続いています。はじめはドック対策のためだったのですが、そのまま継続しているのです。そのお話はまたあらためて。。。

 blogramのブログランキング ←すぐに食べちゃったので写真がありません。あしからず。

 
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Z団情報

2013年05月20日 | Weblog
 さて、来週27日は泉水さんの祥月命日です。当然わがZ団も公式行事として参拝するわけですが、今年はフィルムコンサートがこの日に行なわれますので、わたしは残り少ない有給休暇を惜しげもなく使って朝から斎戒沐浴し、清い体で会場に向かおうと考えています。もちろんS水同志も一緒ですから、その後厳しく総括会議を行なうことはいうまでもありません。さらに続いて泉水さんの詩の朗読会を行なうかどうかについては、そのときの体力の残量で決めようということになっております(トシですからね二人とも)。。。

 ところで、以前本ブログでもご紹介した金沢のバンド・Bloomさんが今年いっぱいで表立った活動をおやめになるそうです。大変残念なことです。ボーカルのIZUMIさんのお声はご本人の泉水さんを思わせる素敵な響きで、またご自身のほんわかしたキャラクターもあってファンが多かったのですが、一部の心無い人たちからネット上であらぬ誹謗中傷を受けることが多く、このままでは音楽活動を楽しむことができない、と撤退を決意されたとのことです。

 一体に、このネット上の匿名クレーマーほど卑劣で下品なヤカラはほかにいないでしょう。自分だけは安全なところにいて思いきり差別的で下品な言語を使って他人を傷つけることをもっぱらとしている連中です。ネット社会に巣くったダニのようなものです。
 それもあってわたしはいわゆるSNSなどには手を出さないのですが、それでもわたし個人名でさる検索ソフトで検索すると本人が思ってもみなかったような情報がたくさん出ていて空恐ろしくなります。ましてや直接に誹謗中傷を受ければその心の傷はいかばかりかと思いやられます。

 Bloomさんは当面個人的に活動されるとのことで、音楽自体はお続けになるようです。いつかミニライブでもしていただいて、生のお姿を拝見できればと思います。

 blogramのブログランキング ←Z団も不滅です。

 
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42年前の汽車の音

2013年05月19日 | Weblog
 今、所用があって職場のカセットテープレコーダーを自宅に持ち帰っています。
 いまやデジタルのボイスレコーダーが全盛ですが、音質や使い勝手の点ではまだアナログのカセットテープの方に分があると思っていますので職場にはカセットレコーダーが現在も数台現役で置いてあります。
 一方、私生活では使わなくなって久しく、自宅にはありません。そこでカセットレコ-ダーを持ち帰ったついでに自宅に保管しているカセットテープを再生してみました。そのひとつが写真のものです。いかにも古そうなモノですが、1971年3月23日、中央西線826列車(D51348号牽引)塩尻~落合川間の録音です。この3月いっぱいでD51の旅客列車がDL化されるので記録に録音したのでした。

 最後に再生してからもう10年以上は経っていますので、ちゃんと音が聞こえるか不安でした。結果からいうと一部音声が消えている部分がありましたが、おおむね再生可能状態でした。もちろん当時の録音機材自体がモノラルの簡単なものなので、そもそも音質に難があるのですが、発車前の乗務員や駅員の声、投炭やコンプレッサーの音、そして発車後のブラスト音もしっかりと残っておりました。

 聞いていると当時の様子がありありと浮かんできて大変懐かしく、思わず聞きいってしまいました。テープはSONYの往復120分もので、長尺なのでテープが薄く、保管が難しいといわれていたものです。
 このほかにもさらに2年古い1969年に録音した総武本線の旅客列車(C57→C58牽引)の成東~千葉間のものや小海線のC56、明知線のC12などがあります。総武線のものは佐倉でC57からC58に交代する様子や駅弁売りの声も入っています。

 これらを全部聞いていると1日がかりですから徐々に聞いてみようと思います。それにしてもカセットテープの意外な長寿命には感心します。さすがメイド・イン・ジャパンですね。とはいえもうそろそろ限界かもしれませんから早いうちにデジタル化して保存しようと思います。

 blogramのブログランキング ←回転速度が少し違っていて音が甲高いのが残念です。。。

 
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D51の現状

2013年05月18日 | Weblog
 本日は朝から山梨の師匠のところへ出かけ、今後のD51製作の手順、方針などについて相談してきました。
 すでにシリンダーの交換作業は再開されていて、上の写真のように蒸気管などの取り付け部の加工も行なわれていました。さらに、下の写真のようにシリンダーカバーも曲げが終わってあとはディテーリングをするばかり、といった状態でした。この辺のディテーリング加工はわたしのところでもできますので、次回までに寸法取りが決まっていれば持ち帰って点検窓の取り付け加工にかかろうかと思います。

                                     

 こうやってカバーがついてくると俄然シリンダーらしくなって嬉しくなります。
 今後の方針ですが、あまりしゃかりきになって完成を急がずに、むしろリタイヤ後、時間が自由になってから馬力をかけることにし、それまでの2年あまりは図面起こしやディテーリングパーツの製作など、下準備を行なって、現場で取り付けてみるという作業を行なおう、ということになりました。今の状態では時間も資金も極めて限られていますから、そこで無理をするとろくな結果を見ないということで一致したのでした。

 さて、本日は市川蒸気鉄道クラブのO女史のC12が完成したのでそのお披露目をする予定でした。しかしご本人の都合で参加することができませんでしたので、写真のみ撮影してお送りすることにしようと思います。

 明日は『クラブ通信』の編集作業のためウヤまたは単機回送とさせていただきます。

 ブログランキングならblogram ←明日も天気はよさそうですね。

 

 
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明日は山梨へ

2013年05月17日 | Weblog
 本日は校正作業で疲労して帰宅しましたので、超軽工作でお終いとなりました。内容はポテトチップスの箱に蓋を接着し、周縁を切り取って筒にして角材を立てただけです。単に箱だけでも良いのですが蓋を接着すると丈夫になります。
 立ててあるのはヒノキの角材です。1×1、1.5×1.5、2×2、1×2、1×3といったところです。用途はもちろん1/80のストラクチャーです。どうも体調が不安定ですので、落ち着くまではやはりこの手の軽い工作でしのぐことにしたのです。
 この極細角材は、以前はエコーモデルなどに行かないと買えませんでしたが、いまでは画材屋さんで入手できます。わたしの職場の近所にも大きな画材屋さんがあって、ストラクチャーやシーナリーの素材はそこらの模型店以上に揃っています。

 さて、明日は久々に山梨の師匠のもとへ出向くことになっています。師匠もやっと仕事が一段落したようで、D51の作業を再開します。とはいっても図面がありませんから、まずは採寸と図面起こしから始めます。それからボイラー周りの工作に入るわけですが、図面が出来るまでの間は、必要な小物類を作ることになるでしょう。とりあえず明日はそういった打ち合わせを行ないます。

 天気が良さそうなので、ひょっとすると出来上がったばかりのC12の試運転などを行なうかもしれません。

 ブログランキングならblogram ←中央道は混むでしょうねぇ。。。

 
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全般検査終了

2013年05月15日 | Weblog
 全般検査を終えて先ほど帰宅しました。結果から言うと「一部損耗・その他問題なし」ということでした。不思議と血圧も正常値に下がっていました。「今日は仕事なし」と思うと下がるのかもしれません。つまりは「仕事なんかさっさと辞めてしまえ」と体がいっているのかもしれません。それは本人も強くそう思っていることで、生活の不安がなければ本日ただ今からでも辞めてしまいます。しかしお時間まであと約2年半は体に鞭打ってお仕事をしなければ手切れ金を頂けませんので我慢です。

 さて、「一部損耗」とは膵臓のことです。これは今年突然出てきた数値でありまして、昨年まではまったく正常だったのですが、急に3倍の値を示したのです。問診の先生も首をかしげておりまして、まぁ詳細は主治医の先生に聞いてください--とあっさり言われてしまいました。素人のわたくしには見当もつきません。

 あとは特に指摘も無く、健康で遊べそうなのでなによりです。しかし、ひとつ問題点はありました。やはりMRIの検査中にあまりの緊張で体調がおかしくなったのです。閉所恐怖症は年ごとに強まっているようで、今年は全身に冷や汗をかいて本当にぐったりとしてしまいました。実は今でも尾を引いているのです。来年からはMRIは止めておこうかと思います。どうせ切れるときは切れてしまう血管ですから、それを調べるたびに体調を悪くしていては本末転倒です。

 胃カメラの結果はうっすらと炎症があるていどで問題なしということでした。

 ということで、詳細は月末にでもレポートが届くでしょうから、それを見て軌道修正をしていけば健康で文化的な最低限度の生活はしばらく続けられそうです。

 ブログランキングならblogram ←病院に忘れ物をして、また明日の朝行くことになってしまいました。脳ミソはあまり正常ではないかも・・・。

 
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全般検査へ入場

2013年05月13日 | Weblog
 機関車のことではなくて、わたしのことです。明日と明後日人間ドックで病院です。またあの苦手な胃カメラとMRIをやるのが苦痛です。それさえなければ楽なモノなんですが、どうもあれはいけません。
 胃カメラが好きだという方は、まぁいないでしょうが、MRI(脳ドック)がなぜそんなにイヤなのか、寝てるだけじゃないかと疑問を持たれるかと思います。どうしてそんなにイヤなのかといいますと、わたしは「閉所恐怖症」なのでありますね。狭いところが大の苦手なのです。ですから眼の前が焦点が合わないほどの距離で閉塞される状況というのが耐えられないのです。これを20分間も続けなければならないのですから、心理的にはほとんどパニック状態になります。ある意味胃カメラより苦痛といえます。

 対策としてはわざと寝不足状態で行って、その間眠ってしまうことを毎回行なっております。単に眼をつぶっていれば前は見えないので、あの騒音だけガマンしていればいいと思われるかもしれませんが、実際にやってみるとそれもなかなかつらいことで、用もないのにず~っと眼をつぶっているというのも案外できないことなのです。ですから本当に眠ってしまえば良いのです。

 というわけで、本日は少し宵っ張りをして、明日は眠い目をこすって出かけようと思います。午後は早い時間から昼寝が出来ますので半日の辛抱です。
 そして木曜、金曜はその間に溜まった仕事に追われる予定ですので、本ブログは土曜日からということにさせていただきます。

 ブログランキングならblogram ←空腹なのもつらいですね。

 
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5月定例運転会

2013年05月12日 | Weblog
 本日は市川蒸気鉄道クラブの5月定例運転会でした。実に正月の初運転以来の出場で、会員諸兄から「体調は大丈夫なのか」と気遣われてしまいました。体調が悪かったのは4月だけで、あとは単に都合が悪くて出られなかっただけなのですが、せっかく心配していただいたのですから、そういうことにして「なんとか生きてマス」と回答申し上げました。

 さて、上に掲げた写真は出走30分後のわがフォルテ君の姿です。なにゆえ30分でこのような姿になってしまったのかといいますと、どうも第3動輪のベアリングがグラついて動軸がロッドに押されて前後してしまったらしいからなのでした。
 フォルテの動軸は普通の蒸機のようにフレームの軸箱守に軸箱がはまっているのではなく、フレームに取り付けた底板にピロー式のベアリングをバネを介してネジ止めしているという、ちょっと変わった構造なのです。したがってどうしてもベアリングの位置が決まりにくく、衝動で前後動しやすいのです。今回はちょっとその程度がひどく、動きがぎくしゃくしていたので運転しながら「???」と思っていたところ、軌道監視していたメンバーから「第3動輪が前後しているぞ」と指摘され、確認したら本当に動いていたので「これはまずい!」とただちに入庫して検証のために火を落としたのでした。写真はまさにその状態です。

 フォルテはご承知のようにボイラーがワンタッチで外れますので、すぐに下回りの状態が上から確認できるのですが、どうやら第3動輪のベアリングの止めネジがゆるんでいるようで、ちょっとした力で僅かですが前後に動きます。これが許容範囲なのかどうか悩むところですが、いずれにせよロッドにヨロシクナイ影響を与えることは間違いありませんからそのままリタイアし、自宅で時間を取って確認することにした次第です。来月復帰できるのかどうか分かりませんが、構造上の弱点ですね。やはりフォルテは運客してエンドレスを走り回る機関車ではないようです。場合によっては今後の運用にも影響するかもしれません。

 さて、突然ヒマになったので、一転して広報係としての業務に励むことにしました。つまり走行中の列車の写真を撮るわけですが、暑いのとフォルテのことが気がかりなのとで、いまひとつ本気モードになりませんでした。
 という中で、一枚ご紹介いたしましょう。

                                       

 上の写真は写っている本人の強い要望によりアップする次第です。運転しているのは当クラブ若手のホープA山青年です。彼は中学生のときにジュニア会員として入会し、現在大学生です。20歳になると正会員になれるので、近々正会員として登録される予定です。現在はまだ後に乗っているS水師匠のもとで見習い中です。でも運転の技量はすでに十分ですから間もなく一本立ちするでしょう。若い世代が蒸機の運転者として育ってくれるのは大変心強い限りです。

 ということで、明日からフォルテの状態確認と引き続きB20の整備を行ないます。。。と思っていましたが、今週は火、水曜日に人間ドックで一泊二日の入院をしますので、仕事がその分押してしまい、結局忙しいことになりそうです。

 ブログランキングならblogram ←今日は本当に暑かった!!!

 
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古いもの?ビンテージもの?

2013年05月11日 | Weblog
 先日来のお片づけが一段落しました。中学生以来の古い模型類を処分しました。
 ワインなどに限らず、いろいろなものについて古さに価値を見出すことがありますね。鉄道模型などにもそんな傾向があるようで、ときどき「お宝」番組などで取り上げられています。そういう意味では本日処分した40年前の16番の車両などはビンテージものといわれてもいいかも知れないモノもあるかな、と思います。
 でもそれを押入れの中にしまっておいても結局は死蔵されるだけで、わたしのいなくなったあとに家族が適当に捨ててしまうでしょう。それなら終活ではありませんが、生きているうちにモノの意味の分かる人に引き取ってもらった方が模型もシアワセに違いない、という理屈で処分した次第です。

 そのなかには中学生時代にお年玉を握りしめて意を決して購入した機関車などもありました。思い出の品という点では手放しがたい気もしますが、いつまでも遊ぶあてのない車両を箱の中に入れて置いてもしかたありません。とにかく場所を開けないと新しいモノが始まりません。
 というわけで、中学から大学時代に入手した仕掛品などのほとんどを引き取ってもらいました。たぶん修復ののちに次のご主人のもとに行くことになるでしょう。そこでまた大事に使ってもらえれば良い、という気持ちです。

 しかし、「ほとんど」処分したのであって、「すべて」処分したわけではありません。自分史的に記念となる一品はさすがにとっておきました。そのひとつが写真の機関車です。これを見て「ああ、あれか」とすぐに思いつく方はさすがに少数派でしょう。これはカワイの「60形」です。一見入門用のフリーランスと思えるものですが、れっきとしたスケールモデルです。ではありますが、1960年代のものですからそこはそういう観点でご覧下さいね。
 実物の60形式は明治の後期に四国・讃岐鉄道(→山陽鉄道→鉄道院)で使用された機関車で、ドイツのホーエンツォレルンという会社で製造されたものです。ちゃんと実物があるのです。もっともバルブギアがアラン式というちょっと複雑なもの(頸城鉄道の2号機と同じ)なので、思いっきり簡略化してありますが。。。

 これはわたしが自力で購入した最初の蒸気機関車キットだったのです。時に1968年、価格は1750円でした。当時1ヵ月の小づかいが300円でしたから実に半年分に相当する高額な買い物だったわけです。
 キットとはいえこういう機関車ですからあっという間に組み立て・塗装は終了し、すぐに就役したことは言うまでもアリマセン。定尺ベニヤに打ち付けたエンドレスを同じくカワイの貨車を牽いて走り回りました。モーターはL3というカワイの標準的縦型モーターで、箱の左の四角いスペースに入っておりました。その右に棒形モーターが2個ありますが、これはカツミのDH13というもので、これも当時は大変ポピュラーなモーターでした。

 ということで、わたしにとってのビンテージものはこの60形というわけです。これと貨車はこののちも大事に動態保存しようと(今でもちゃんと走ります)思っています。

 ブログランキングならblogram ←鉄研の大レイアウトで走らせてみたいです。。。

 

 
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お片付けのその後

2013年05月09日 | Weblog
 ちょっと仕事の手が空いたので出てきました。
 先日から始めている部屋のお片付けはだいぶ進みまして、Nゲージ関係は1編成だけ残して全部引き取り手が見つかりそうです。問題は16番の方です。こちらはほぼ100%仕掛品か不動車なのです。なにしろ13mmへの改軌を予定していたので調子の悪い機関車は全部そのままの状態で、動輪などの入手待ちの段階でした。そのまま中断・5インチへの移行、、、と続いたので、結局全部未完成のまま30数年眠りっぱなしだったわけです。

 これらのうち客車キットの仕掛品などすぐに工作にかかれそうな物は全部出身高校の鉄研に寄贈してしまい、残っているのは完全なガラクタか古すぎて手の施しようがないものばかりです。それでも段ボールひと箱ぐらいはありますので、これも引き取り手(というか処分先)を見つけなければなりません。そうしないと未来は見えてこないのです!

 とはいっても完全なるジャンク品はやはり自分で持っていなければゴミになるばかりでしょうし、そういった中からけっこう使えそうなカケラが見つかることもあるので、これはこれでひとまとめにして適当な容器に放り込んでおきましょう。
 まぁ、そんなようなわけで、今月中にはすっきりさせて新たな軽工作でも始めるつもりです。そのうちに血圧も下がるでしょう。とりあえず今度の日曜日は5月の運転会です。今回こそちゃんと参加しないと『クラブ通信』だけの会員になってしまいます。。。

 ブログランキングならblogram ←やっとフォルテが積みこめます。あ、その前にシトロちゃんをきれいにしないと。。。

 
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国鉄型気動車

2013年05月05日 | Weblog
 昨夜はバンドごっこを4時間も行なって、いい加減くたびれたところに盛大に飲酒しましたので帰宅は日付が変わってからでした。たしか中央線の快速終電で帰ったと思います。座れたのでずっと寝てましたが感心に寝過ごしたりせずに家に着きました。
 ところが何を思ったのか十分眠いのに睡眠薬を飲んでしまい、本日一日を棒に振ってしまいました。つまりず~っと眠り続けていたのです。この薬はだいたい19時間効きますので、うっかり変な時間に飲むととんでもないことになります。

 そういう次第で、本日は先ほど正気にかえりました。かえりましたが、まだぼんやりとして良く頭が回りません。本日はいすみ鉄道の気動車についてお話するつもりだったのですが、そういうわけですので国鉄型のみ掲げてお許しを願います。
 上の写真は国吉~上総中川間を走る105D急行3号です。ここは知られた場所らしくて、10人ぐらいの撮影者がいました。こうやって田んぼの中の築堤を走る国鉄型の気動車は良いものですね。何となく自分の原風景を見ているような気がします。続いて下の2枚をご覧ください。

                                

                                              

 これは大多喜駅での転線もようです。上総中野から上りの102Dとして到着した列車が折り返し103Dとして上総中野へ向かうために上り線から下り線へと転線します。一枚目の写真はいったん本線上に出て折り返すところですが、こういった風景は国鉄時代のローカル線では日本中どこでも日常的に見られたものです。単線をY字スプリングポイントで分岐させて対抗ホームを置くのはまさに標準的なローカル駅でした。
 しかもこの対抗ホームが、平行してではなく互い違いに端の部分を接近させて配置されているのがミソなのです。これは列車交換時に通票を機関士から機関士へと駅側が渡しやすいようにこうなっているのです。列車単位の小さな交換駅で良く見られました。大多喜もそうなっています。

 二枚目の写真がホームに進入するところです。低いホームと標準的な駅本屋も実に絵になっております。これが蒸機+混合編成だとさらに良いのですが。。。つまり貨車がぜひとも欲しいところです。そうなるとどうしても機関車が必要になりますが、「混合気動車」という渋い手もありますので、鳥塚社長にはぜひお考えいただきたいものです。

 というわけで、すっかり昔の国鉄ローカル線の雰囲気に酔ってしまいました。この酔いは二日経っても三日経っても醒めないのでついつい酔いにまかせて余計なことをしてしまいそうです。

 ブログランキングならblogram ←小湊鉄道の五井機関区に手ごろな木造貨車がありますよね。

  
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いすみ鉄道

2013年05月04日 | Weblog
 昨日は大学鉄研同期の友人といすみ鉄道へ撮影に行きました。

 実は木原線時代を通じても初めてのことです。したがって友人におんぶに抱っこの例に背かぬ堕落鉄でした。
 いすみ鉄道はいつも鳥塚社長のブログを拝見していて非常にシンパシーを感じていたので、初めて行くような気がしなかったのですが、国鉄型のキハ28+52の編成を見ると、かつての国鉄ローカル線が帰って来たような非常に懐かしく嬉しい気分になり、思わず余計にシャッターを切ってしまいました。

 とかいいつつ新型の軽快気動車の写真を掲げたりしておりますが。。。久我原駅に進入する上り列車です。駅というよりは停留所ですね。ホーム1本で、駅舎も無く、待合室があるのみです。その分自然に囲まれた好ましい印象でした。写真左下に写っている白い花はカモミールの群生です。まるで雑草然とハーブが群れているところなどはなかなかです。

 というわけで、すっかりローカル線の雰囲気にひたり、来るべき日の13mmレイアウト建設への意欲が大いに高まりました(まだ諦めていないのです)。ではありますが、最近になくたくさん歩きましたのでくたびれ果てて昨日は早くに爆睡状態となり、ご報告ができませんでした。そして本日はこれからバンドごっこがありますので帰宅は深夜です。

 申し訳ありませんが詳しいお話は明日ということでご勘弁くださいまし。

 ブログランキングならblogram ←やっぱりローカル鉄道は良いなぁ!!

 
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