蒸気鉄道日記

5インチゲージ・ライブスチーム活動の日々を書き連ねます。

D51のお嫁入り

2016年11月27日 | Weblog
 長年わが工房で修復に励んできたD51ですが、工房の移転・縮小で居場所がなくなり、このほどクラブ仲間の某氏のもとへお嫁入りすることとなりました。すでにボイラー周りは引き渡し済みなのですが、下回りはバラバラ状態で、シリンダーも交換していたので組み立てなおす必要があり、わが工房に里帰りしていたものです。

 写真のようにB20&フォルテと並べると、2両分の大きさがあり、さすがにデカイなぁと思います。新工房はD51たちの載っている作業台も置けない状態なので、この台ごとお輿入れとなります。

                               

 上の写真は今回交換したシリンダーとバルブギアまわりですが、シリンダーの寸法が変わった(大きくなった)ため、第1動輪のブレーキシューが取り付けられず、ハンガーのみとなったほか、現物合わせで加工する部分がいくつかあって時間がかかってしまいました。
 もともと組んであってグリスと泥とでガチガチに固着していたのを、バラバラに分解・清掃したのですが、バラしてみたら今度は組めない部分というのが出てきて面くらいました。このへんが蒸気機関車の難しいところで、「もともと組み立てられていたのになぜだ??」と頭をひねりました。微妙なガタとか隙間が積算されて合わなくなっているのでしょう。この辺もネジを切りなおしたり、孔をさらったりという加工が必要でした。小型機ではあまり出会わない苦労ですね。そのほか強度不足と思われる点が補強されています。

 というわけで、下回りは何年かぶりに完成状態となりまして、あとはエアテストです。しかし当工房は移転準備のために必要最小限の稼働しか出来なくなっているため、嫁入り先で行なってもらうことになります。
 全体の完成まではまだまだ時間がかかりますが、送り出した第二の(あるいは第三かも)親元として、いろいろ協力していきたいと思います。

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