蒸気鉄道日記

5インチゲージ・ライブスチーム活動の日々を書き連ねます。

結果オーライ

2009年08月12日 | Weblog
 今日はJAL123便のジャンボ機が墜落して24年目でした。もう24年も経ってしまったのですね。あの日わたしは所用があって知人の自宅へ訪ねて行ったのでした。迎えに出た知人は上級のアマチュア無線家で、その情報をキャッチした直後にわたしが着いたのでした。知人は「とにかくいいから上がれ」とあいさつもそこそこに部屋にいざなうと「日航のジャンボが墜ちたらしい」と緊張の面持ちで言ったのです。彼の部屋にドンと構える無線機からは緊迫した交信が響いてきました。
 当時わたしは埼玉や群馬の山の中で行なわれる自動車ラリーに参戦しており、その用事で彼のところへ行ったのでした。無線機からは様々な情報が断片的に聞こえ、その中にラリーでお馴染みの峠がいくつも出てきました。どこに墜ちたか分らなかったのです。
 今でも8月12日になるとそのことを昨日のことのように思い出します。

 さて、工作の方ですが、昨日のブログに書いたルブリケーターの駆動部分のネジについてです。F坂さんからさっそくメールをいただきました。
1.在庫のパーツを点検したがM2.6になっているものはなかった
2.可能性としてはネジ自体が太かったか、カエリで孔が小さくなっていたか、またはネジの切り忘れのどれかと思われる
3.左側のクロスヘッドにも同じM3孔が開いているのでいるのでそちらで試してみてほしい
--とのことでしたので、さっそく現場検証にかかりました。

 まず、ネジ自体の点検ですが、ネジが切られていないものはありませんでした。次にすべてのM3×15S8でもう一度ネジこめるかトライしました。結果は全部ダメでした。これでネジが不当に太いか孔が小さくなってしまったかのどちらかです。
 続いて左側の同じ場所のネジ孔で試してみたところ、こちらはスムーズに入りました。ということは右側のネジ孔に問題があるということになります。クロスヘッドを左右入れ替えようかと思いましたが、せっかく調整して寸法の出ている部位をバラすのは気が滅入るので、右のクロスヘッドのM3ネジにタップを立て直してみることにしました(写真)。
 すると、かなりの抵抗で、タップがなかなか進みません。折らないように注意しながらじわじわと進めていくと、半ばぐらいから急に軽くなってスルスルとタップが進みました。

 結論は、F坂さんのおっしゃるように「カエリ」説が有力ということになりました。
 さっそく所定のM3×15S8をねじ込んでみたところ、かなりきつく、手ではネジこめませんでしたので、「ネジは切られていたが孔自体がカエリなど、何らかの理由で小さかった」のではないかということになりました。わたしもメネジを切るときに下穴が小さすぎて、タップは通っているのにビスがきつく、使い物にならなかったことがありますので、それかな、と思いました。
 なにはともあれ懸案が無事スピード解決しましたのでほっとしました。ただ、M3のタップを持っていない方は左右を入れ替える必要があり、ゲンナリされてしまうだろうな、とは思いました。

 F坂さん、ヒントをありがとうございました。
コメント
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