蒸気鉄道日記

5インチゲージ・ライブスチーム活動の日々を書き連ねます。

アラ不思議

2009年08月16日 | Weblog
 昨日触れましたように、朝からB20の整備にかかりました。まずは詰まっている煙管からとりかかりました。どの煙管が詰まっているのか分らなくなってしまいましたので、とにかく一本ずつブラシを突っ込んで探しました。

 ところが、まことに不思議なことに、どの煙管も機嫌よくブラシを貫通させるではありませんか。「こんなはずじゃなかった」と、もう一度ブラシを通してみると今度もスルスルと入っていくのでありました。自然に開通してしまったのでしょうか。それともわたしが無意識のうちに整備してしまったのでしょうか???
 キツネにつままれたような気分で午前中の作業はお終いになりました。

 そういうわけですので、午後は再びフォルテに戻って塗り残してあったボイラーバンドやキャブのアングル材など黒染めパーツを塗装しました。すでに組んであったボイラーバンドを外してみると、なんとケーシングに赤さびが浮いているではありませんか。比較的乾燥している部屋の中に安置してあったにもかかわらず、です。油断がなりません。さっそくバンドの裏表ともに塗装した次第です。
 そのほか窓枠、サイドの切り欠き部分の縁板も塗装しました。こういった板ものを塗装するとき、厚みの部分を忘れがちですが、しっかりと吹いておかないとそれこそ錆の原因になります(もっとも、素材が分からないので何ともいえませんが)。

 この黒染め剤は吹きつけ後2、3分で、触れる程度にまで乾燥するので取り回しに優れていますが、工作するには24時間待つように、と指示されています。したがってキャブ周りの組み立ては明日以降になります。

 1時間ほど休憩して塗装の飛沫もおさまったころ、再びB20に戻って給油を行ない、足回り各部の具合を点検しました。あとは磨き出し作業だけですがこれは積み込みの直前に行ないますので、今日のところは目視で状態を確認するだけにとどめました。
 そのあと部屋に戻ってさらにフォルテの煙室扉の工作を行ないました。この煙室扉は実はダミーで、清掃時には枠ごと外れる仕組みです。出っ張りがないので掃除は楽だと思います。写真はヒンジやハンドルを取り付けた状態です。今日の唯一工作らしい部分です。

 さて、はかどったような、そうでもないような作業が続きましたが、はっきりしているのは「もう今日はやることがない」という素晴らしい状況です。こういうときはビデオでも見ておとなしくしているに限ります。ということで、本日は幕を引かせていただきます。
コメント
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