蒸気鉄道日記

5インチゲージ・ライブスチーム活動の日々を書き連ねます。

いろいろお買い物(1)

2012年05月31日 | Weblog
 ボーナス時期を前に…というわけではないのですが、ここでちょっといろいろな買い物をしました。まだ全部届いてはいませんので、来た順にご紹介していくことにいたしましょう。
 まず本日は『ストラクチャーモデリング』(機芸出版社 1995年 1800円)という本です。これは出版社で分かる通り、TMS(『鉄道模型趣味』)誌の特集号で、記事はいずれもTMS本誌に掲載されたものの再録です。現在では新本での入手は不可能で、わたしも古書として購入しました。おかげで半額近くで手に入れられました。

 で、この本の特長はなにか、、、といいますと、日本における鉄道模型というか趣味的な建築模型の画期をなす内容のものだ、ということです。いささか大げさなようですが、少なくとも鉄道模型の世界にあっては大変革ともいうべき技法の確立をもたらしたものであるからです。具体的には、それまでの台紙に板目をつけて箱状に組んで木造建築風のストラクチャーをこしらえる技法から、実物と同じ構造の小屋組みを作って建物を作る技法へと転換させたものなのです。つまりツーバイフォー工法から宮大工的工法へという逆転を果たしたのです。
 これは現在でも高級ストラクチャーの世界では大変盛んで、完成品では数万円から10万円を軽く超す価格で取引される市場が確立しているほどです。キットも発売されていて、なかなか作りごたえのある内容となっています。もちろん、既製品では中が丸見えとなるホーム上屋類や待合所などを除けばすべてを柱から作っていくわけではありませんが、それでも見えないところにも構造材を入れるという表現方法はこの本によって広まったのでした。

 そういった意味で、大変貴重な一冊なのです。そんな貴重な本をなんで今ごろ買ったのさ、、、と疑問に思われるかもしれませんが、この本が発売された1995年1月はあの「阪神・淡路大震災」が起きたときであるということを思い出してください。
 災害時には「指定公共機関」として公務員扱いになるライフライン系に関わる仕事をしているわたしにとっては模型どころではない状態になったのでした。震災から2年ぐらいは目の回るような忙しさで、ちょうどB20の製作が佳境に入っていた時期だったのですが、丸々2年間というもの、開店休業状態だったのです。まして当時放棄同様の状況だった1/80模型の本など到底落ち着いて読める環境ではなかったのでした。
 そういうわけで、みごとに買い逃し、現在に至る…という次第なのです。

 さて、それではこの本を購入したということは、落ち着いて1/80模型を作る気になったのかな、と読者の皆皆さまは思われるかもしれませんが、「十分その気はあれど先立つモノがない」という貧窮状態ですので、当分はやはりライブスチームをメインに、隙を見て(?)手を出そうかな、というはかない予定であることを申し上げておくにとどめたいと思います。

 ブログランキングならblogram ←明日は(2)をお送りできると思います。。。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

素材

2012年05月30日 | Weblog
 さてこれは何でしょう?
 はい。鉄パイプです。別に土管とかちくわとかではありません。実はこれは山梨の師匠の工作室に置いてあったのです。先日作業した際、ひょいとD51の煙室の上に乗っけてみたところ、なんと給水加熱器の取り付け座とぴったりなのでした。「ちょうど合うだろう。だから取っといたんだ」と師匠。「じゃあ使っちゃっていい?」「いいよ」ということで、突然給水加熱器の材料が決まったのでありました。

 実は給水加熱器はすでにD51を譲渡されたときから付いていて、なかなかの出来ではあったのですが、惜しいことに寸法が若干アンダースケール--直径が1.5mm小さく、長さが6mm短い--うえ、形状的にもやや両端の面取りが大きすぎて俵のような感じになってしまっているので、いずれ作り直さなければならないな、、、と思っていたのでした。
 その際は給水ポンプからの水を実際に排気で予熱させてやろうと考えていたのですが、師匠の話では実際にやってみると模型ではあまり効果が上がらないという評価であり、かつ排気中のオイルがパイプの中に固まって取り除けないとのことなのでダミーに徹することにしました。
 そうなると外観だけ寸法どおりにそれらしく出来ていれば良いので、材料はなんでもOKです。そこへこの鉄パイプの出現ですからまさに「渡りに船」で、ありがたく頂戴してきたのでした。

 ただ、写真でお分かりのとおり両端の「蓋」がありませんので、これは自分でなにか探してこしらえなければなりません。まぁ、これは大して苦労することはないでしょうが、これに付属するニップルや継ぎ手をどうするか、の方がやっかいな気がします。B20のダミーの汽笛を取り付けるときに使った平径5mmの六角棒などが使えればよいのですがね。。。
 最も簡便な方法は既存のパーツを切り取ってそのまま使うことですが、いま述べたように両端のRが大きすぎるのと直径がやや小さくなってしまうことから、やはり作り直しということになるでしょう。16番のようにロストワックスのパーツなどがあれば楽なんですが、まぁそれほど数の多いものではないのでシコシコと地味に作りましょう。

 この部分はナンバープレートや煙室扉ハンドルなどとともにD51の「顔」の印象を決めるけっこう重要な部分ですから力を入れて作ってやろうと思います。

 ブログランキングならblogram ←「蓋」用の丸棒をどのくらい買うか、悩みます。。。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

臨時回送

2012年05月29日 | Weblog
 本日は例の書籍の残り作業があり、一方でもう一冊の初校紙が進行中ということで、本ブログは更新すべき内容も時間もありませんので、臨時回送とさせていただきます。

 ブログランキングならblogram ←明日はちょっとD51関係のお話などを……。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ちょっとだけ整備作業

2012年05月28日 | Weblog
 本日は家業の関係で仕事を休みました。わが零細事業もどうにか経営破たんは免れて、とりあえず路頭に迷う心配は当面なくなりました。ほっと一息というところです。

 家の仕事は比較的短時間に済んでしまったので、あとはうだうだと休日を楽しもうかと思っていたのですが、この間放っておいている工作室が気にかかってちょっと様子を眺めに行きました。機関車たちは無事にお休み中でしたが、ちょっと転がしてやって足回りなどを清掃してやりました。とりあえずB20のナンバープレートを塗装してやらなければなりません。次の運転会は6月10日ですからまだ間がありますが、塗料の乾きが遅いので少し余裕を見ておく必要があります。

 実はそのほかにも小加工をしてやるつもりでいるのですが、ちょっと時間がなくてそのままになっています。別段性能に関わることではないのでそんなに本気で期待しないでくださいまし。

 以上簡単ですが、本日のご報告でした。

 ブログランキングならblogram ←う~~眠い……。。。。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

祥月命日に

2012年05月27日 | Weblog
 本日5月27日はZard坂井泉水さんの祥月命日でした。第4日曜であり、クラブの定例作業日ではありましたが、信仰を重んずるわがZ団としては作業をお休みしてS水同志とともに聖地・麻布鳥居坂上のBeing社まで公式参拝に赴きました。
 いつものように麻布十番のZard御用達の花屋さんで献花用の花束を作ってもらい、坂を上るとすでに多くの信者が献花の列に並んでおりました。それが上の写真です。泉水さんのご真影に献花・黙祷をして(下写真)清らかな心となったところで次はメッセージカードの記帳です。

                                                          

 記帳所も人がたくさんおり、順番を待って泉水さんあてのメッセージを記入しました。わたしは最近どうもそう遠くない将来泉水さんの現在住んでおられるあたりに引っ越しそうな予感がしますので、その際はぜひライブをやってください!とお願いしておきました。楽しみですねぇ!!針の山のふもとあたりに野外ステージをこしらえて血の池から花火を打ち上げるなんて趣向もよろしいのではないか、、、と考えました(よく考えるとそれは地獄の地理でしたね)。。。
 その後ようやく入場が許されて今回特別編成の写真を観賞いたしました。これは今年初めにHPでリクエストを募ったなかで希望の多かった上位50点ほどを展示していたのでした。わたしがリクエストをした写真も2点ほど展示されていました。

 さて、参拝後は定例の総括集会ですが、今回は六本木交差点にある15時開店というナイスな店に行って精進落としをしつつ熱い論議を交わしたのでした。

 何を熱く語ったのかといいますと、やはり「坂井泉水の詩のチカラ」という一点でした。本日は特に「Hero」という作品について論じたのでありました。この作品は「あなたとわたし」が登場人物のほとんどを占めており、「わたし」にとって「あなた」だけがヒーローなのよ。という内容です。その「あなたとわたし」が二人で“少しだけ笑って”“少しだけ泣けたら”幸せよ。。。というのです。とにかく「あなたとわたし」が一緒にいるだけで雲が晴れたり空に虹までかかってしまうという大変な内容なのです。
 ここまで読むと読者の83%ぐらいの方は「なんだバカバカしい」とお思いになることでしょう。しかし、坂井泉水さんの詩がスゴイのは曲に乗って歌っているときよりもその詩を眼で読んだときに感じるのです。
 この「Hero」という歌は上記のように身辺の大変ちいさなシアワセを大事にしたい、、、という切ないほどにささやかな望みがうたわれています。その象徴的な部分が「あの自動販売機まで “せーの”で走ってみよう」というくだりです。眼の先にある自動販売機まで二人でかけっこしてみよう、ということだと思います。きっと彼が勝つのでしょうね。そして自分だけのヒーローである彼と一緒にいる自分に幸福を感じるのでしょう。
 こんな詩は「大作詞家」の先生は絶対書かないでしょうし、今や世の中の商業主義がカモ、じゃなくてターゲットにしている全共闘世代などからは「社会の矛盾を男女二者間の小市民的幸福感の中に解消している」とか批判されることでしょう。しかし!センセーやダンカイの人びとの吐く大言壮語や正論にウンザリして育ったわたしのような世代は思わずこの詩に涙してしまうのです。

 ここまできてまだ理解できない方は、仕方ありませんからネットかどこかでZardの歌詞を片っ端から集めて眼で読んでみてください。「フツーの」感覚がある人なら半分も読まないうちに思わず知らず眼のあたりがじんわりと熱くなってくることでしょう。ただ、あくまで「フツーの」人だけの話です。天才・秀才・逸材・エリートの皆さんには効き目はありませんからね(たぶん)。

 そういうわけで、公式参拝は深夜に及ぶまで続けられ、最後は詩の大朗読会(もちろん旋律を付けて)を挙行して終了しました。

 ブログランキングならblogram ←帰って財布の中を見て愕然としました。。(また!)。。。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クラブ通信の作業

2012年05月26日 | Weblog
 結局クラブ通信の編集作業が停まったままでしたので、本日急いで再開しました。しかし、今日からだとどんなに急いでも明日の作業の告示が間に合わなくなってしまいます。しかたなしに予定表からこれを削除、併せて編集後記も書き直しました。そして追加の記事等々を入れ直していたらだんだん郵便局の営業時間の終了が迫って来ました。再度の印刷を終え、発送準備までいったところでついに時間切れで発送に到りませんでした。

 クラブのメンバーにはメーリングリストでお詫びと告知を出し、冷や汗もので一日を終えました。かくして今週末も休息なしの様相を呈してきました。

 明日は坂井泉水さまの祥月命日ですので、お花を持って聖地・鳥居坂へお参りいたします。

 ブログランキングならblogram ←疲れまくった今週でした。。。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

疲労困憊

2012年05月25日 | Weblog
 三日間のカンヅメの予定が四日間に延長されて昨夜帰って来ました。
 千葉の外房の旅館で執筆兼編集兼校正担当の三人が朝から夜中までかかってすべてのページを読み合わせてチェックしたのですが、さすがにA4版1000ページ近くの分量があるとちっとも先へ進まず、二日目の夜に至って「こりゃ、とても終わらねえなぁ」ということになり、一泊延ばしたのでありました。昨日の夕刻になんとか終わらせて、結局いつもより遅くなって帰宅しました。

 そういった次第ですので昨夜は自宅でパソコンの前に座ったまま眠り込んでしまい、脳がとても更新できる状態でなかったため、突発休となってしまいました。

 さて、本日は本日で定例の大学時代の鉄研の同期会があり、また夜中まで飲酒しました。会場はオジサンの聖地・新橋でした。C11にあいさつして会場へ着くと、すでに5人ほどがわいわい言っていました。この調子では帰宅後は酔っ払っていて更新出来ないだろうな~という判断だったのですが、さすがは分別盛りの年ごろですので事実は意外にそれほどでもない(と酔っ払いはいつも言うのですが)ということで、今しみじみとキーボードに向かっているところです。

 この同期会は、在学中からこの手のセッティングを上手にこなしてきた友人(雑用分科会と呼ばれていました)が中心となって始まったもので、2ヵ月に一度くらいのペースで開かれています。お気づきのとおり結局標題は変わってもいつも同じようなメンバーで飲んでいることになります。50代も後半になって、だんだん職場で失脚する(=暇になる)人間が増えたらしく、集まる人数が増加傾向にあるのは大変めでたいことです(??)。年代も幅が広がってわれわれが在学中に知っていた年代2~3年幅の期が集まるようになりました。集まるメンバーはほとんどが現役の鉄です。本日は7人が集まりましたが、そのうち3人が本職の鉄道屋です。だいたいいつもそのくらいの比率で本職が混ざっているので、そのためちょっと濃い話題に終始して、いつもたいへんに盛り上がるのです。

 本日もいろいろとネットでは言えないような話題が出まして腹を膨らせてきた、というわけです。

 帰りの中央線の中で次回までの間に多摩地区でちょっと集まろうじゃないか、という話になりました。けっこう多摩地区(旧東京市以外の田舎地域)の在住者が多いのです。そういうことですので、今月中ぐらいに中央線沿線のどこかで数人が集まることになりそうです。

 ブログランキングならblogram ←やっと明日は休みです。。。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ちょっぴり鉄

2012年05月20日 | Weblog
 本日は所用で秩父方面に出向きました。
 天気はまずまず。しかも日曜日の秩父とくればC58は絶対に外せません。というわけで、ついでに撮影した(ちゃんとカメラを持っているところがアヤシイ)のが上の写真です。なんだか大層な山の中のようですが、和銅黒谷という駅から徒歩で10分ばかりのところで撮影したものです。荒川の支流にかかる鉄橋です。撮り鉄の皆さんにはもうお馴染みの場所ではないかと思いますが、携帯で撮影していた近所の親子連れ以外にファンらしき人はいませんでした。
 天気は悪くなかったのですが、やはり空気中の水分が多かったようで、300mmで引っ張ったらちょっと薄くもやがかかっていました。

                          

 101系にも久しぶりに乗りました。やはり塗装などはかなりくたびれていましたが元気な様子でした。すでに立派にローテク電車の部類でしょうが、ブレーキのかかり具合のスムーズさは今でも一級だと思いますね。マスコンハンドルが国鉄時代のオリジナルとは違う私鉄風のものになっていました。

                                     

                                                               

 ちょっと気に入ったストラクチャーもありましたので写真に撮っておきました。左上は上長瀞駅の待合所です。なかなか良いまとまり具合で模型にしたいような形態ですね。下のは和銅黒谷駅のホーム上屋の小屋組みです。だいたいどこでもこの組み方が一般的なようですが、こういった木製の屋根も急速になくなりつつありますので見られるうちに記録しておいた方が良いだろうと思って撮っておきました。地方のローカル私鉄でも油断しているといつのまにかプレハブの屋根に更新されてしまったりするので要注意です。

 と、ついでの割にはあちこち撮影してきました。この辺は模型屋の修正が抜けませんね。一生治らないでしょう。

 さて、明日から水曜日までカンヅメで泊り込みの校正作業を行なうため三日間は本ブログをウヤとさせていただきます。木曜日にお会いしましょう。

 ブログランキングならblogram ←金環日食は見えるでしょうか。。。。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

D51据え付け完了

2012年05月19日 | Weblog
 本日は山梨の師匠のもとで先月運んだ作業台を工作室内に搬入し、その上に仮組みしたD51を載せ、上の写真のようにボイラーも仮に載せました。ちなみに後は1/8.4のC58です。その向こうに黒く一部だけ見えているのはD50です。
 というわけで、D51はこの状態でボイラー各部の寸法出し、図面起こしを行ない、各種フィッティング類の製作・取り付けを行なっていきます。従前のボイラー班作業と同じく月一回の作業ペースですが、今度は土日の二日間泊り込みで作業しますので進捗は早まるかと思います。
 フィッティング類については動輪舎の各種パーツがほぼ使えるので一から自作するのは案外少ないかもしれません。ただ、サイズが1/9ですのでコンプレッサーなどに1/8.4用のパーツを用いると若干不釣り合いなことになってしまう恐れがあります。しかし、要は「見え方」の問題なので木を森の中に隠す要領でいけば心配するほどのことはないような気もします。
 とはいいつつも、下回りに関してはちょっとシビアです。特に車輪系はゴマカシがききませんから難しいものがあります。たとえば先・従輪など実物が860mm径の車輪でいうと1/9と1/8.4では直径で7mm違います。わずか0.6の縮尺差ですが、このように実際の寸法にしてみるとバカになりません。

 まだまだ先は長いのですが、こうやって久しぶりにD51っぽい姿になると「ふっふっふ、やってやるぜ」という不敵な気持ちになって来ます。ちょうど定年を迎えるころにいい具合に出来上がっていたりするとハッピーなんですがね。これが出来上がったらもう新しく機関車を作ろうという気にはならないのではないか、と思うほどの気合です。まさかこのあとにC62を作ってやろうなどという大胆な構想は持たないであろうと思います。基本的には自分が生きている間に運転して遊ぶことが主眼ですから仕掛け品の遺品になるようなものなどは作らないでしょう。子孫に美田は残さないのです(意味が違うか)。。。

                                                  

 さて、師匠の工房の周囲には近い将来5インチのエンドレスが敷かれる予定で工事が進んでいます。現在は道床が半分ほどとターンテーブルのピットとテーブル本体の製作が進行中といったところです。道床が出来上がったら弟子一同打ち揃って線路工事に行く予定です。
 現在は上の写真に見るように直線部分にフラットバーの組み線路が置かれていて、デモンストレーションが行なわれています。本番ではもちろん鉄のレールに木製枕木仕様になります。景色が大変良い場所なので運転したらさぞ楽しいレイアウトになるだろうと思います。

 ブログランキングならblogram ←朝の中央道は事故の三連発で5時間もかかりました。。げっそり。。。。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

変な夢三連発

2012年05月18日 | Weblog
 体調不良で二日間ほど更新をサボりました。結局不調の原因はなんだったのか分かりませんが、一日寝込んだら何となく回復したのでまぁ大丈夫でしょう。所詮は病人ですからこういうこともあるのです。

 さて、この不調期間に鉄道に関する夢を二晩連続してみました。やはりこの間何も鉄らしきことをしていないのでフラストレーションがたまっていたのかもしれません。
 で、どんな夢だったのかというと、まずはじめが「とらぬ狸」編です。この先、経済的に細っていくばかりの生活で、道楽資金をどうするか夢の中で悩んでいたわたし(現実的にも同じですが)は、突然すばらしいことを思いついたのです。それは「手持ちの、全然手付かずになっている5インチロコのキットを手放せば良いではないか」というものです。なんとわたしは5インチの機関車キットを3台も持っていたのでした(もちろん夢の中で)。何を持っていたのかというと、まずは9600と8620です。これだけでもすごいでしょう!それも「OS製」なんですね。この辺が大変夢っぽいところです。そしてもう1台はなにやら米国型らしいのですが形式が思い出せません。OS製だからきっとマウンテンに違いない、と判断し、これらをすべて売却すれば当面の道楽資金には事欠かないではないか、、、と気づいたわけです。

 なにも無理して売却しなくてもそれらを組み立てれば十分遊んで暮らせるのに、という現実的な思考は夢の中では起きないのです。とにかくこの素晴らしい着想を実行すべく動き出したのですが、家の中のどこを探してもこれらのキットが見つかりません。「たしかここらにあったはずなんだがなぁ」と工作室や押入れ(!)などを探し回っても、どこにもありません。大変心残りな気分のままだんだん覚醒してきました。しかし眼を覚ましてからもしばらく「あれ、どこに置いたんだったかなぁ」と考えていたのでした。正月でもないのに大変おめでたい夢なのでありました。

 続いては「謎の森林軌道」編でございます。仲間たちと(氏名不詳)山の中を歩いていますと、唐突に軌道敷に出くわしました。どうも15インチぐらいの軌間で、「おお、この日本にこんな未知の軌道があったとは!」と大いに驚いて歩いていきますと、列車がやってきました。みたところあの明延鉱山の人車に良く似た列車です。当然のように蒸気機関車が牽引しているのですが、困ったことにこの客車にはブレーキがなく、運転に大変難渋しているとのことでした。そこでボディを取り外して(パカっと取れるんです)みると、ボギー台車にはブレーキ用の梁や制輪子はあるのですが、テコで連結されていないのです。これをちゃんと結んでやればブレーキが効くことを教えてあげると、大層喜ばれてぜひこの鉄道の技師長になってくれと頼まれ、「そうかそうか」というわけで、幸せに暮らしましたとさ。というわけです。桃太郎みたいな展開ですが、夢ですからしかたありません。

 で、もうひとつは何か、といいますとこの夢と同じ内容のものをもう一度見てしまったのです。いったん目覚めて、時間がまだ早かったもので、また寝たらまた見たのです。「なんださっきと同じじゃないか」と夢の中でも考えているのですが、今度は自分で列車を運転しているのです。技師長改め機関士です。そしてだんだん駅に近付くと、どうやらそこは国立競技場らしく、トラックでは各種の線路が敷かれて一大ライブスチーム運転会を行なっていたのでありますね。ちょうどわたしはマラソン選手が競技場に戻ってきたようなかっこうで、列車を運転して入ってきたわけです。しかし、そこで大変なことに列車のブレーキが効かないという事態に立ち至ったのです。せっかくさっき教えてあげたのにまったく効かないのはどうしたわけでしょう。わたしは大慌てで地面に足をついて列車を止めようとするのですが、なかなか止まりません。「まぁ、どうせ夢だからいいか」と妙に冷静な気分になったところで終わりになりました。
 本当はもっといろいろなディテールがあったのですが、残念なことに思い出せません。どうも体調不良のときに限ってこの種の夢を見るようで、本当は絶好調のときに見ればもっとハッピーな展開になるはずなのに、といつも思うのですが夢はかなわないのです。

 ブログランキングならblogram ←あ~あ本当にキットがあったらな~。。。

  
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

風邪??かな

2012年05月15日 | Weblog
 急に暑くなったり薄ら寒くなったり妙な天候ですが、これにシンクロしたのか朝から体調不良です。
 飲酒してないのに二日酔いのような状態になってしまい、困っています。時間とともにだんだんと重くなってきたので、必要な仕事をすませてさっさと帰宅して寝込んでしまいました。今、どうやら食事をして、これからまた寝込む予定です。
 
 いちおう(?)風邪かしらんと思いますが、判然としません。一晩寝たら治るかもしれませんが、そうでないかもしれません。

 ということで、なんだかよく分かりませんが、とにかく調子が悪いので本日はこれにて失礼させていただきます。。。

 ブログランキングならblogram ←全然飲酒してないのに二日酔い状態なんて、なんだか損した気分です……。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日は庫内手

2012年05月14日 | Weblog
 土曜日にB20を収納しましたので本日はいつもの整備作業を若干行ないました。案の定足回りは砂だらけ上回りも隅のほうは煤だらけで、ウェスがあっという間に真っ黒くなっていきました。特にフレーム内はレイアウトで起立できないためどうしても他の部位から洗い油に乗って入り込んだ煤が素晴らしくたくさんこびりついていて、とても一回ではきれいになりませんでした。見えないところだからどうでも良いようなものですが、油が固まるとやっかいなので、やはり新しいうちにふき取っておきたいところです。

 シリンダー内のドレーンは運転後半月経っていますからさすがにすっかり抜け切っていましたので手動で新たに給油して台上を往復させて循環させておきました。ときどきは転がしてやらないと、またピストンがこう着してしまいますので暇を見ては往復運動させてやろうと思います。
 同じことはドンキーポンプにもいえるのですが、こちらは材料が銅系同士でリングもOリングですからそれほど神経質になることはありません。どのみち手動で動かしてやるわけにはいかないので、給油だけしてあとは次回の運転までそのままです。

 ナンバープレートの補修塗装など、そのままになっている作業も実行しなければなりませんし、磨き出し部分もしばらく手つかずですからこの際気合を入れて磨いてやろうと思っています。思ってはいるのですが、先般申し上げたとおり、私生活上の用事がこれでもかというほど折り重なっているのと、今週と来週はいよいよ仕事が最終的な詰めの段階に来ているのとで、平日の作業は難しいかと思われます。その点はご了解ください。

 ブログランキングならblogram ←なかなかD7000を使う場面がありません。。。

 

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鉄研60周年記念の集い

2012年05月13日 | Weblog
 本日は本来であれば5月の定例運転会のご報告がUPされるところですが、たまたま母校の鉄研60周年記念の集いが高田馬場で開かれたため、そちらに出席し、運転会は欠席しました。
 先日来申し上げている『鉄道ピクトリアル』の5月増刊号の発行祝いも兼ねての集まりであったため、この本に関わった会員を含めて80人が集まりました。模型分科会からも多数が出席し、16番組み立て式レイアウトの現状や修復の予定など、復活に向けた話も盛んに行なわれました。OB中心の集まりであったため、模型関係は必然的に16番あたりが話題に上り、Nゲージ関係の話はほとんど出ませんでした。もっとも、5インチゲージに関してもあまり出なかったことはいうまでもありません。ただ、やはり機械工作や運転の話には皆さん熱心に耳を傾けてくださいました。やはり「SL世代」なんですよね。

 意外なこともありました。2期上の先輩が地元で模型の師匠と仰いでいる方が実はわたしの5インチゲージのお友達だったのです。やはりこの世間は狭いものだ、と頷きあったのでした。わたしの同期は3人だけという寂しさでしたが、今回はいつも総会にお出でにならない先輩方ともごあいさつできました。皆さん変わらずにディープな世界を追求されているようで、わたしもぼんやりしてはいられないなぁと思ったことでした。さらに今回は現役の諸君とも交流できたのが良かったと思います。自分の息子より若い人たちですが、5インチライブにはかなり興味を持っているとのことでしたので、そのうち運転会に来てくれるかもしれません。

 また、もうひとつの60周年記念事業として計画されている上越線でのSL臨時列車の運行がほぼ決まったということが本日発表されました。これは昨年のOB会総会で計画が発表されてから、かなり時間をかけてJR東日本と話し合ってきたのですが、12月9日(日)に高崎~水上間の往復で運転されることに決まったとのことでした。ただ、場合によっては翌週に変更されるかもしないということでしたので、この点は今後分かり次第本ブログでもご案内させていただくことにいたします。
 当初はC61+旧客を考えていたのですが、結局D51+12系ということになりそうです。大学鉄研としては全国でも初のイベントとなるものですので、ダイヤなど詳細が決まりましたらご報告させていただきます。

 そのほか、今後クラブ関係でお世話になりそうな皆さんとも名刺交換させていただきました。なにしろ鉄研OBですから、本職の鉄道屋さんも多くおられるので、「お世話になるときはひとつよろしく」というわけです。

 本日は昼から長時間にわたって飲酒し続けましたので、いつもより早く眠れそうです。

 ブログランキングならblogram ←来週は土日とも鉄です。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

D7000の初仕事

2012年05月12日 | Weblog
 ビックカメラがSDカードを送ってくれないので昨日別の店に頼んだカードが本日昼過ぎに届きました。普通はこうですよねぇ。
 ということでD7000がやっと初仕事をしました。それが上の写真です。

 D100に比べると……とはいってもウェブ上では画質をかなり落としていますからちょっと分からないでしょうね。パソコン上で見た限りですが、「とてもキレイ」です。
 撮影モードはプログラムオートと絞り優先モード、画質はJPGのノーマルでISO100として撮りました。まずほとんどがこのパターンで撮影されることになるでしょう。画像はさすがに「色がぎっしり詰まった」、隙のない感じです。諧調が滑らかで中間調も良く出ていると感じました。これから細かい使い方に習熟して行くと良いものが撮れそうです。とはいってもほとんどが機関車関係のものですから、「作品」というよりは「記録」です。
 どうもカメラを持つと自然に仕事っぽい心構えになってしまいます。じっくりとかまえて撮るよりは、被写体を真ん中に捉えて、「すばやく」「確実に」「かっちりとした」写真を撮るという態度になってしまいます。もはや職業病的に体に染みついた習性といえるでしょう。

 それで、本日はB20を収納しましたので、それを撮ったというわけです。
 すでにご報告しているように、作業台は一台山梨に運んでしまいましたから、ここでは一台になっています。機関車は二台ですからどうしてもなにかの台が必要になります。本当はオーディオラックを使うつもりなのですが、ぐずぐずしてまだ運び込んでおりません。本日のところはB20の保管箱にフォルテを載せました。来月の運転会まではとりあえずこの状態でしょう。B20の横にベニヤ板が置いてありますが、これは機関車を横倒しにして整備するための「受け」です。ここにタオルや座布団などを置いてえいっとばかりにB20を横に倒して下回りの清掃や点検・修理を行なうのです。レイアウトで起立させることができなくなりましたので、当面は横倒し作業です。でも修理には横倒しの方が都合のよいことが多いので、これからはこういうことが増えると思います。この点フォルテは分割できますから実に楽です。

 さて、そのフォルテの懸案であるドンキーポンプの取り付け作業ですが、例の家業の関係が落ち着くまではちょっと手が付けられませんから、おそらく6月半ばぐらいから行なうことになるでしょう。

 ブログランキングならblogram ←心なしかシャッターが軽い感じがします。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

消えたバッテリー

2012年05月11日 | Weblog
 D7000用の追加バッテリーパックとバッテリー本体それとメモリーカードが注文後3日も経つのに発送の連絡も来ません。どうしたんだろうと思って購入店(ビックカメラ)のHPをよくよく見たらバッテリー本体(EN-EL15)が在庫なしになっているではありませんか!注文するときによく確認しなかったので、自分のミスですね。それでは他の店にはあるのかな、と思ってあちこちの通販サイトで探してみてもどこも在庫がありません。この製品自体はそんなに最近発売になったものでもありませんので売れすぎて品薄になるはずもなく、おかしいなぁと考えていたら、NIKONイメージングのサイトにこのバッテリーの製品不良についての告知が出ていたことを思い出しました。

 そこでNIKONイメージングのサイトに行って調べてみましたら、なんと「予約受付中」になっているのでした。どうもなにかの理由で一時的に市場から姿を消しているらしいのです。製品不良が原因なのか、あるいはタイの洪水の被害にでもあっていたのか……。なんの説明もないので良く分かりません。
 ということはどこかの店で売れ残っているのを探さない限り当分の間は追加パックは使えないことになります。まぁ、なければないでカメラ本体に付属してきたのをまめに充電してやれば困ることはないのですが、困るのは一緒に注文したメモリーカードが届かないことです。ビックカメラのサイトでは翌日配送になっていたので遅くとも昨日には着いていないといけないのですが、まだ来ないのです。ひょっとして一括配送のつもりでバッテリーが出て来るまで延々と待たせるつもりなのではないでしょうか???

 バッテリーパックの方はEN-EL15と不離一体の関係ですからどのみちそれだけ送られて来たとしても役には立たないわけですが、メモリーカードは無いと撮影自体が出来ません。これだけでも送ってほしいものですが、そういうわけにはいかないのでしょうかね。。。
 こんなことならカードだけ別の販売店で買ってしまおうかと思いましたが、そうなると結局2枚持つことになってしまい、1枚は完全に予備に回ってしまうのは必定です。つまりは無駄になるわけです。
 どうしようかな、と思いましたが、バッテリー出荷まで気長に待つわけにもいきません。それによく考えてみたらD7000にはカードスロットが二つあるのでした。すなわち2枚持っていても無駄にはならないのです。というわけで、少し安めのものを新たにもう1枚購入してしまいました。といってもこれも通販ですので今すぐ、というわけにはいきません。いずれにしても現用のD100が健在ですから態勢が整うまでの当分の間はD100に最後の活躍をしてもらうことにいたしましょう。

 ブログランキングならblogram ←それにしても連絡ひとつよこさないビックカメラの対応は不親切ですね。プンプン!

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする