晩涼│花信 2023-06-24 | アート・文化 夏日睡起 館柳湾 独臥風床睡味長 独り風床に臥して 睡味長し 醒来残日下西墻 醒め来たれば 残日 西墻(せいしょう)に下る 門前時有売虫過 門前 時に 虫を売りて過ぐる有り 一担秋声報晩涼 一担の秋声 晩涼を報ず 水田紀久注:江戸詩人選集 第七巻「野村篁園 館柳湾」, p189-190, 岩波書店, 2001