紘一郎雑記帳

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少子高齢化時代を切り開く 高畑敬一氏講演録4部

2011-12-05 03:13:47 | Weblog

第4部 少子高齢化時代を切り開く 
高畑 敬一氏講演録 
 紘一郎雑記張

高畑 敬一氏
1929年富山県生まれ 関西大學卒 
松下電器産業㈱に入社、34歳で労働組合委員長に就任  
その後松下幸之助氏にこわれて取締役になり、
退職後に定年退職者のボランティア組織
「NPO法人ニッポン・アクティブ・クラブ」を設立
会員は3万人を擁する規模に成長させた

高畑氏

高年齢層の人口が増えると医療費や介護保険、年金の財政負担が増える。本人も長患いせずにコロリと死ねたら良いと思っている。

毎日1万歩ずつ歩くとか食事に気をつけるなどの努力をすれば出来るだけ、社会保険を使わないで生き方も可能である。
アメリカではそういう研究が始まっている

長野県もそういう努力をすることで医療費を減らしている。

長野県と同じくらい全国で努力すれば2兆5000億円の医療費を節約できる計算です

まずは個人の努力が大切なわけですが、最近は孤独死などの問題が出てきて一人暮らしの高齢者が増えている

ある町で一人暮らしの老人の白骨死体が見つかり、そのような事件が続き社会問題となり厚生労働省も動き始めた経緯があります

アンケートによると老後の不安に日常生活の困難を挙げる人が多いのす。

エレベーターがないと、階段の上がり降りが出来なくなり買い物にも行けないなど構った時に助け合える近所づきあいは大事だが現実にはそうした付き合いは少なくなっている

全国の市町村会や社会福祉協議会では、無縁社会対策としてお互いに声をかけたり立話をすることを奨励している。 が上手く進んでいない

新聞や牛乳の配達人に、どこの家は一人暮らしがいることを伝えておき新聞が溜まったり、洗濯物が干したままなどの、いつもとは違う状況を連絡してもらう試みをしています。

NALCでは見守り隊という活動をしている、一人暮らしの会員で子供があっても遠方にいて緊急時に誰も来れないような人の所在を調べて見守り隊の対象者として登録しています。

具体的な例が千葉県にあります 続きは第5部にて・・