木を愛し、土に親しみ、犬と戯れ、思いつくまま気ままに発信、知る人ぞ知る「山章工房」のブログです。
山章工房の木土愛楽(きどあいらく)




昼前から降り出した雨は夕方に強さを増しました。
UPは黄色のカッパを来て雨中のランニングをしました。
私も体調がいいのか、今日は坂でもUPと対等に走れました。

さて、実は私、二人目の「おじさん」になります。
前からおじさんだって?
いや、弟に昨年に続いて7月に赤ちゃんが生まれるのです。
そこで、5月の弟からベビーベッドの注文がありました。
かわいい甥(姪かな?)のために張り切って作ります。
奥さんはすでに臨月に入っています。
前回のルーターテーブルのようにマイペースではなく、
7月上旬までに完成させなければなりません。
そこで今日はがんばって次の3工程をこなしました。
1.荒木取り
 図面の寸法よりやや長めに切り出し、幅・厚みを10ミリほど
 余裕を持って、部材と予備をを切り出します。
 使う機械は、長さの切り出しにスライドノコギリ、
 幅決めに昇降盤で「挽き割り」をします。
 ここが全工程を通じてもっとも危険な作業です。
 体調のいい時しかやりません。
 今日は気持ちも乗っててOKです。
2.分決め(ぶぎめ)
 荒木取りした寸法の直角を出し、決められた厚さと幅に整えます。
 ここで使うのが写真の「手押しカンナ」です。
 これも、指先のすぐ近くを鉋歯がうなりを上げて回っている
 昇降盤に負けず劣らず危険な機械です。
 ここで、平面と直角を決めておかなければ
 この後正確な作業はできません。
 この後、「自動カンナ」で最終的な厚さ、幅にします。
 1回、機械にかけるごとにノギスで寸法を見ます。
 1/10ミリまで正確にやります。
 しかし、この機械は前工程の2つの機械比べれば
 けがの危険性は少なく、精神的には楽です。
 以上で製作に必要な部材はそろいました。
 時間にして6時間ほどの作業となりました。
3.墨付け
 切り出した部材に図面の寸法を書き写し、
 部材名や加工の指示を自分なりの記号で書き写します。
 図面は2次元ですが、家具は3次元です。
 部材と図面を見合わせながら、
 上下左右前後などのミスが起こらないようにします。
 疲れてくると頭の回転が鈍くなり、ミスが起こりがちになります。
 けがをすることはありませんが、後からもう一度
 1.2.の作業に戻ることは精神的に大きなダメージになります。

と言うわけで5時過ぎに墨付け途中で
今日の作業は終えることにしました。

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