これだけ雨の降らない梅雨も珍しいですね。
今日も一滴も降らず、暑くのどの渇く一日でした。
最近はこんなに暑くても仕事を終えると足は作業場に向かいます。
昨日からベッドの製作の第3段階の「刻み」に入りました。
木工といった時のメインとなるところです。
その作業の中心はほぞ穴とそれにあうほぞを作ることです。
ほぞ穴には角のみ盤が使われ、ほぞには昇降盤とそれに付随した
ほぞ取り機が大活躍します。
手道具の登場する場面はほとんどありません。
したがって作業の正確さは機械周辺のフェンスやジグの
セッティングにすべてがかかります。
何回もテストピースで勘合を確かめてから本番に入ります。
特に今回のように同じほぞ組みが続く場合は
このセッティングが作品のできばえを左右します。
…と書きながら今日は失敗をしてしまいました。
セッティングの直角の確認を怠り、
35㎜ではその不都合は分からなかったものの、120㎜になった
2㎜ほどずれていることが分かりました。
あわててテストピースでセッティングをやり直しましたが、
最初の一枚はやり直しがききません。
一番大きな部材で予備もありません。
組み立ての時に補正(ごまかし)作業の手間がかかります。
こんな事ならセッティングを慎重にやっておくべきだったと
いつも失敗してから思うのですが、あとの祭り。
次からはこういう事のないように強く思うのでした。
(でも、また忘れるのです。)
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