木を愛し、土に親しみ、犬と戯れ、思いつくまま気ままに発信、知る人ぞ知る「山章工房」のブログです。
山章工房の木土愛楽(きどあいらく)




時々冷たい雨がパラパラと降る曇り空です。
昨日、愛犬UPと妻が磐田に帰ったので
朝の散歩はなし。
また、起きた時に話しかける相手がおらず
何となく手持ちぶさたです。

さて、季節を分ける春分の昨日は
絶好の山行日和に恵まれました。
6:00に村内のわさびの駅に集合。
メンバーは私、kawaさん、lionさんの3名です。
車で伊豆市の滑沢(なめりさわ)渓谷に回り、
7:00にスタート。
わさび沢沿いに昇っていきます。
やがて、稜線に入ります。
標高も800~1000mに上がります。
天候もよくなりました。
気分よく歩きます。
環境省が整備した歩道をはずれ、稜線を歩きます。
あるあるブナの木が。
しかし、先日の2回の強風で
枝がボキボキ折れたり、木が裂けていたり
その姿が痛々しいです。
それからあちこちにブナの大木が枯れ果て、
丸坊主になっている光景があります。
気候変動か、鹿の食害か……
門外漢の私にはその原因は分かりません。
でも、何かしないとまずいです。
この現状は。
写真のように今は元気なブナの木も
数年後は枯れ果てると言うこともあります。
そうすると100年は木がないのです。
陽光の中歩いて楽しかったのは確かです。
ただ、重い気持ちにもなりました。
他の2人のメンバーはその荒れる姿を
ここ数年見て来ました。
私もこれからもこの稜線を歩こうと思います。
そうすれば、何か私にもできる保護策が
思いつくかも知れません。

それでは連休明け、元気に行って来ます。


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