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山クジラの田舎暮らし

岩手県北の田舎に生息する「山クジラ」です。定年後の田舎暮らしや趣味の山行きのことなど、発信していきます。

『今日を刻む時計』髪結い伊三治捕物余話=宇江佐真理著

2015-02-26 07:30:38 | 読書

宇江佐真理の『髪結い伊三治捕物余話』シリーズの9作目『今日を刻む時計』を読んだ。前にも書いたが、図書館に全巻揃っていないので飛び飛びの読書になっている。第9巻では伊三治が小者としてつかえる同心・不破の息子・龍之助がなかなか身を固めず母親がやきもきする中、親をなくして別の同心の家にいた娘・徳江をついに嫁にする決意をする。飛び飛び読書なので、話が思い切り飛んでしまうがそれでも結構面白い。しばらくは宇江佐真理の本で楽しめそうだ。


今日の朝食(2月26日)菊の花とホウレンソウでクルミ和え

2015-02-26 07:22:30 | グルメ

2月26日。おはようがんす。ここ何日か春を思わせる天候が続いたが、今朝はしっかり冷え込んでいた。それでも雪解けが進み、舗装道路は4駆をつかわなくても楽に走行できるが、裏道で日陰になっているところなどは凍結部分があって、やはり4駆が必要になる。まだまだ早朝配達時には注意が必要だ。

今朝妻は菊の花(湯がいて冷凍してある)とホウレンソウを使ってクルミ和えをつくった。絶品と言いたいところだが、クルミが冷凍庫で長期に保存していたもののため臭い移りがあって、微妙に感じてしまう。山クジラ♂もいとう料理ができるので、こういう微妙な違いが気になってしまうのだ。真ホッケの開きの焼き魚、インゲンの炒め物、煮物というメニュー。味噌汁はシジミだった。


今日の朝食(2月25日)ウドの初物

2015-02-25 07:25:13 | グルメ

2月25日水曜日。おはようがんす。昨日、何日かぶりに畑に出て、植えてから30年ほどたったケヤキを1本伐採した。伐り倒すだけならものの10分もあれば良いのだが、倒した木の枝を落とし、薪にできる分は積み上げ、小枝の分は奥の林の中に積んでおく。ここ1カ月ほどの間に倒した木の枝で山が出来ている。それでも、汗を流して働くことは気持ちが良い。

今朝はウドの初物をいただいた。初物といってもハウスで促成栽培したものである。当町では山菜栽培研究会があって、3月2日には促成栽培の講習会があるようだが、この町でつくっているのはギョウジャニンニク、ウルイ、タラボの3品である。わが家の畑にも山ウドを根っこごと採ってきて植えてあるが、食用になるのは5月になる。とりあえず春の息吹をいただいた。


DVD『野生の証明』=佐藤純彌監督作品

2015-02-24 17:23:18 | レビュー/感想

森村誠一著の『野生の証明』は以前に読んで、なかなか社会的な問題を提起している作品だとは思っていた。今日はDVDでTBS系で放送されたドラマのDVDを視聴した。自衛隊の中につくられた特殊部隊の1隊員を高倉健が主演している。そして、大量虐殺の現場に生き残った少女を薬師丸ひろ子が演じている。原作では自衛隊との戦闘場面はなかったような気がしたが、最後は実に激しい戦闘場面で終わる。これも視聴率確保という命題の結果なのだろうか。原作にしろ、DVDに収録されたドラマにしろ、あまり自衛隊に好感をもてるような感じで描いていない。今、安倍内閣の「戦争をする国づくり」の中で、このドラマや原作に出てくるような、非人間的な自衛隊員がつくられていないか、きわめて現実的な心配をしている。


『雨を見たか』髪結い伊三治捕物余話7=宇江佐真理著

2015-02-24 15:34:37 | 読書

『髪結い伊三治捕物余話』シリーズの第7作『雨を見たか』を読んだ。洋野町立の大野図書館、種市図書館にはこのシリーズが全巻揃っていないので、とびとびに読む羽目になっている。第3作『さらば深川』で深川を離れた文は伊三治と所帯を持って男の子をもうけている。しかし、回り髪結いの伊三治の稼ぎではやっていけないので、大年増になっても芸者を続けている。第7作では伊三治を小物として使っている常町回り同心・不破の倅が見習いとして北町奉行所に出仕しているとか、不破にも娘が生まれているとか、いろいろ面白い展開がある。単なる捕物帳ではなく、人情話がからんだ話の展開が良い。願わくば、1作から順に読みたいものだとは思うが、仕方ない。