おばんでがんす。昨日は鉛温泉で泊まって上げ膳据え膳の一夜を過ごしたが、何となく落ち着かない。やはり自分で料理した方がシックリくるのである。今晩は月曜の夜なので、山クジラ♂の料理当番である。かといって品数をつくるのは面倒なので、戻り道で比較的安く刺身を売っている某スーパーによって、マグロとタラの刺身を買っておいた。キャベツとホウレンソウを湯がいておひたしにし卵のすき焼き風をつくって、漬物を切った。汁は、カッケの残りがあったが同じ食べ方ではと思い、幅広に切り分け野菜、鶏肉、シイタケなどを入れた醤油味のタレに生のままいれ煮あげた。ホウトウのようだが、半分はそば粉のものなのでちょっと違う。要は食材を残さず使い切る工夫なのである。料理をしたら気持ちが落ち着いたから不思議なものである。
今日2月9日は新聞休刊日なので、私と妻はたまの休日(私は毎日が日曜日ではあるのだが)にして、花巻市の南温泉郷にある鉛温泉の藤三旅館に泊まった。実はすぐ目の前に鉛温泉スキー場があるので、スキーもしようかと思ったのだが、8日は午後から雨で、9日は雪の予報で風も強まるとあったので、温泉に入ってゆっくりすることにした。この温泉は豊沢川沿いに入った一番奥にある温泉で。昔、現在の旅館の主の祖先が樵をしていて、川のほとりに沸いている温泉に怪我をした白猿が入っているのを見て発見したとのこと。私たちが泊まった旅館部は内装は綺麗になっていたが、木造のかなり古い建物であった。天候が悪くで写真が取れないので、トップの写真はホームページから借用した。宿泊料8千円台でけっこ満足いく料理が出た。何より、天然温泉かけ流しのお風呂が良い。この旅館には日本一深いお風呂があるので、ぜひ試してみると良い。
晩ご飯
朝食