新しいチェーンソウがやってきた。わが家では、冬の間に相当量の薪を燃やす。少し前までは、薪の準備についてインプットされていなかったので、雪が降り始めてから頂いてきた材料を切ったり。去年も積んでおいた薪では足りず、「予備」として畑に積んでいた薪を運んでしのいだ。今年はその経験から4棚分を予備にしたので、おそらく不足することはないと思う。それにしても、薪をつくるには細い木であれば丸鋸で切れるがある程度度以上の太さの木にはチェーンソウが欠かせない。退職直後にチェーンソウを入れ替え使ってきたが、今年30年ものの木の伐採をすようとすると、これまで使っていたものではなかなか大変なことに気が付いた。専門家に相談すると、一角上のものを買えば良いということだったので、注文しておいた。今日、その機械が届いたので試運転を兼ねて、ケヤキを1本倒してみたが、まったく違うのである。「プロでも使える」と言っていたが、本当にそうだと思う。これからよろしくと言いたい。
鈴木英治の『半九郎残影剣』を読んだ。『父子十手捕物日記』の中で、半九郎なる用心棒を稼業とする浪人が登場する。解説の中で、鈴木英治の自作に『半九郎残影剣』という本があると書いてあったので、古書店で探して購入しておいた。用心棒の里村半九郎は、秋葉屋という商家の押し込みを撃退し、許嫁の奈津と穏やかな時間を過ごしたのもつかの間、再び秋葉屋の警護についていた。そんなある日、奈津が何者かにさらわれる。その目的、犯人を明らかにするために、半九郎が奮闘する。血沸き肉躍る決闘シーン満載と売り出しの文章にはあるが、いかにもチャンバラ小説という感じで、私は余り好みではない。読み始めたので『半九郎疾風剣』も読んでいるが…。
2月6日金曜日。おはようがんす。金曜の朝は、大野地区の一番奥の水沢という地域の日曜版を数軒分配るので、いつもより少し早い3時半起き。昨日は夕方から雪がちらついていたので、もしかすると積もっているかと思って外に出て見ると、うっすらと積もっている位だった。軽トラのエンジンが温まり、ヒーターが効くようになって出発。このわずか数軒の配達で30分は間違いなく余計にかかるが、一人一人が大切な読者なので心を込めて届ける。
今朝妻は、ヤリイカを1匹ずつ姿造りにしてダイコンと炊き合わせた。やはりヤリイカは柔らかくて美味しい。他にコマツナの辛し和え、肉じゃが、サラダに漬物。味噌汁の実はタラの白子を入れたもの。今日も伐採した木の枝の始末。いよいよ今日新しいチェーンソウが来る。年金から5万円の支出は痛いが、ある程度太い木を倒すには、現在のものでは力不足である。明日からは別の木の伐採をしてみよう。