明日から3泊4日の日程で四国方面へ旅に出る。メインは6日、四国第2の高さを誇る剣山に登ることだ。5日、花巻空港から大阪空港へ飛び、レンタカーで徳島へ阿波踊り会館などを見学。6日には剣山に登った後、高松からカーフェリーで小豆島に渡る。7日は寒霞渓などを観光したのち、再びカーフェリーで兵庫県に渡り、姫路城を訪問してその夜は六甲山ホテル泊、8日は六甲山の最高峰に登り、どこか回って午後の飛行機で花巻に戻る計画。昨年の5月は丹沢縦走を企て、最後は見事にへばったので今回は歩く距離の少ないコース設定だ。ただ6日の天候があまり芳しくない予報が出ているで心配だ。旅の報告は戻ってから。
安部龍太郎の『冬を待つ城』を読んだ。九戸城をめぐる戦いを描いたものである。九戸城をめぐる戦いについての小説で一番先に読んだのは、『九戸城落城』だった。40代に二戸市を中心とした共産党事務所の責任者として勤務した関係もあって、九戸城跡は絶好の散策コースになっていた関係もありなじみが深い。本作品中に出てくる地名もなじみの地名が多く、何となく懐かしさを感じながら読んだ。九戸政実とともに戦った、久慈備前という武将がいたが、本作品中では政実の末の弟となっている。私も久慈姓だが元は上州の産であるので直接つながりはないが、連れ合いの祖先の出所が久慈市侍浜なそうで、幾分かかかわりがあるのかのしれない。蝦夷の末裔が東北の民を守るためにたたかったという展開は面白い。十分堪能できた。
5月4日。おはようがんす。いよいよ明日から四国方面の旅に出る。5日～8日までなので、その間投稿はお休みとなるので悪しからず。
今朝は葉わさびを食した。葉わさびは野性のわさびで、山林などに自生している。この時期花をつけるために伸びた茎をとってきて、熱湯をかけ一晩おいて食べる。ピリッとしたさわやかな味が何とも言えない。
