『天馬、翔ける』上・下＝安部龍太郎著

安部龍太郎の『天馬、翔ける』上・下を読んだ。『天馬、翔ける』は平成13年9月号から平成16年10月号まで「小説新潮」に『天馬の如く』という題で連載され、2004年の単行本化にあたり『天馬、翔ける』と改題されたもので、第11回中山義秀文学賞を受賞した。ところで、失礼ながら中山義秀という人を知らなかった。かなりの作品を残しているらしいが、まだ購読したことがない。直木賞のもとになった作家も知らないのだから困ったものだ。『天馬、翔ける』の主人公は源義経、いわずと知れた九郎判官義経である。子ども時代に絵本から始まってたくさんの作品に接してきた、この本では平泉時代から始まって平泉に帰るところで終わっている。日本人好みに悲劇の主人公なのでひいきの人は多いのだが、一体どれが本当の義経なのか、疑問を感じてしまう。この本では、義経が後白河法皇の子ではなかったかという感じを持たせているが・・・。

今日の朝食（5月16日）スケソウダラのみりん干し

5月16日。おはようがんす。だらだらと降り続いた雨で、農作業は2日間休止。今朝はすっきりと晴れたので、1日田んぼで過ごすことになりそうだ。

今朝は、スケソウダラのみりん母子がメイン。シドケのおひたし、煮物にシュンギクのゴマ和え、サラダ、漬物のメニュー。今日は弁当もちで田んぼへ。