童門冬二の『人生を二度生きる』を読んだ。副題に『小説 榎本武揚』とあるとおり、榎本武揚の一代記である。幕末の江戸幕府の海軍を率いていた榎本は新政府への降伏を嫌って脱走し函館五稜郭を占領し、戊辰戦争最後のたたかいを展開した。最後は、新政府側に降伏し後に新政府でも大臣にまでなる。そのことを描いたのが本作品。同じ、下級武士の出で、江戸の無血開城に導いた勝海舟も生粋の江戸っ子だが下町型で、対する榎本は山の手型と筆者は描く。なるほど、そんな見方もあるのかと思う。それにしても数奇な人生だ。
5月3日。おはようがんす。今日は憲法記念日。安倍首相は憲法改正に執念を燃やしているようだがそうはさせない。盛岡などでは集会もあるようだが、遠いので参加できない。農作業をしながら、憲法をいかす政治への転換を祈ろう。
今日のお魚は紅ザケ、大学イモ、鶏肉とピーマンなどの炒め物、サラダ、ホウレンソウのゴマ和え、キャベツの梅酢和えというメニュー。