今日は久しぶりにのんびりしました。すべき事は夕方以降のレッスンだけで、家族達は別の芋煮会で留守…。たまにはいいもんですな。
という事で特に書く事もないので、生活とは無関係に。
ダンテの「神曲」って読んだことありますか?いまひとつ読みにくい訳が多いので敬遠しがちですよね。僕もきちんと読んでないのですが、「地獄篇」は面白いと思います。
主人公はダンテ自身。35歳で悩みをかかえ、どうしてよいかわからなくなってしまっています。35歳辺りというのは、昔から微妙な年齢なんですね。なんとなくわかるような気がします…。
という感じで「人生の半ば近くで、どうやら正しい道を間違えて、深い森の中に迷い込んだらしい」ダンテはこわごわと森の中を歩いているところから、この物語は始まります。
ダンテの行方にいきなり豹やライオンや狼が現れて、脅かします。ビビッたダンテは気を失ってしまいます。その時、人影が現れるのです。
「お願いです!助けて下さい!」
何だか中年にさしかかった辺りの精神的な危機が、象徴的に描かれている気がします。考えさせられますね…。「このままでいいのかな、こんな感じで老いていっちゃうのかな…」みたいな感じでしょうか?
人影は古代ギリシャの大詩人、ヴェルギリウスでした。彼の案内で、ダンテは地獄を見て回る事になります。地獄巡りをしてこそ、「本来の道」に戻って行けるという事です。迷いやすい年頃なんです…。
一時期流行った「自分探し」という言葉は嫌いですが、確かに考えさせられるものはありますね。続きはまたの機会に…。
という事で特に書く事もないので、生活とは無関係に。
ダンテの「神曲」って読んだことありますか?いまひとつ読みにくい訳が多いので敬遠しがちですよね。僕もきちんと読んでないのですが、「地獄篇」は面白いと思います。
主人公はダンテ自身。35歳で悩みをかかえ、どうしてよいかわからなくなってしまっています。35歳辺りというのは、昔から微妙な年齢なんですね。なんとなくわかるような気がします…。
という感じで「人生の半ば近くで、どうやら正しい道を間違えて、深い森の中に迷い込んだらしい」ダンテはこわごわと森の中を歩いているところから、この物語は始まります。
ダンテの行方にいきなり豹やライオンや狼が現れて、脅かします。ビビッたダンテは気を失ってしまいます。その時、人影が現れるのです。
「お願いです!助けて下さい!」
何だか中年にさしかかった辺りの精神的な危機が、象徴的に描かれている気がします。考えさせられますね…。「このままでいいのかな、こんな感じで老いていっちゃうのかな…」みたいな感じでしょうか?
人影は古代ギリシャの大詩人、ヴェルギリウスでした。彼の案内で、ダンテは地獄を見て回る事になります。地獄巡りをしてこそ、「本来の道」に戻って行けるという事です。迷いやすい年頃なんです…。
一時期流行った「自分探し」という言葉は嫌いですが、確かに考えさせられるものはありますね。続きはまたの機会に…。
私も「地獄篇」が一番面白いと思いますし、あとの二つはきちんと読んでません。地獄を見て最後に「天国篇」にいたるわけですから、読みたいとは思いますが。
Brakeと書いたのは、このブログの中の「ちょっとひと休み」という意味で、ウィリアム・ブレイクとは関係ありません。写真もドレの絵です。しかしブレイクの挿絵は素晴らしいですね。彼自身の「地獄観」が描き込まれてますよね。
私の読んだのは、誰の訳だったんだろう?
やはりブレイクの挿画の、単行本だったと思います。
岩波あたりで文庫化されてますかね……?
山響の2ndに時々客演して下さる方は、都響の元首席だった方です。退職して今は全国各地のオケに客演していますよ。ちょっとコワそうに見えますが、気さくでとても頼りになる方です。
「あ!」
と思ってしまいました。笑
ダンテ・・・私は読んだことがないのですが、リストのピアノ曲で私の大好きな「ダンテを読みて」という曲があり、神曲をイメージした曲らしいです。
中爺さんの解説を読み、ふむふむ、なるほど!と逆に曲のイメージからダンテの「神曲」を何となく感じることができました。
勉強になりました♪