弱腰鬼

　ようやく山形に帰ってきました。今回は恒例の「おみやげ」は無し。子供たちも、おみやげにはもう飽きたようです。予想通り、冷蔵庫の奥には「かもめの玉子」がまだ1～2個残っていました。

　物をやるよりも一緒に過ごしてやるべきかな・・・と思って、昨日は子供たちを連れて近所の薬師公園へ。どこもかしこも落ち葉がうず高く積もって、すっかり秋です。

　「仲良く遊ぶんだよ」などと声をかけて、近くのベンチに座って微笑んでいれば済む・・・と思ったのが大間違い。
「じゃあ最初は、とうとが鬼ねっ！」
いきなり始まる鬼ごっこに巻き込まれます。

　まあ軽い運動になるからつき合うか、と「余裕かまして」追いかけるも・・・娘も息子も、前より足が速くなってる。特に息子には全然追いつかない。しかし、まだ小学５年だから今から降参してしまうのも情けない・・・ちょっと頑張るか。

　やっと息子を捕まえた時は、汗ビッショリ、息も絶え絶え。落ち葉をけちらして本気走り。他に人がいない公園で良かった。


　長旅後の「おとうさん」の腰にはちょっと負担が大きかったが、親子のこういう時間は大切にしなければ。子供の年齢から考えると、鬼ごっこなんかはそろそろおしまいでしょうしね。何だかあっと言う間です。丁寧に過ごさなくては・・・と思うようになりました。