久々に出ました。ご存じ山形の銘酒「楯野川」の新作です。その名も「緩流」(かんりゅう)。・・・ゆるやかなんですね。
ゆるやか・・・どういうことなんでしょう?
一言で言えば、価格です。一升ビンで2520円也。純米大吟醸なのに、です。これは優しい。こういう「ゆるやかさ」は良いです。どこまでも流されたくなりますね。まあ、ファンに優しい楯の川酒造ですから、「激流」であってもそれほど高くはないんですが、これは破格の「ゆるやかさ」です。
しかし蔵がイメージする「緩流」の本来の意味は、「ゆるやかに食事に寄り添う、主張しない食中酒」だそうです。そしてまた「ゆるやかに食卓に寄り添う、ちょっとした贅沢」のようです。
・・・素晴らしい。こういう、控えめで上質なものに弱い私としてはグッときますね。さて、味の方は・・・
突然ですが、宝くじで3億円当たったらどう使いますか?
まあ、誰しもが「とりあえず豪遊」でしょうね。豪華旅行もよし、大きな買い物もよし、山海珍味よし、酒池肉林(?)・・・要するに「普段できないこと」「一度はしてみたかったこと」をすると思います。
でも、多分すぐ飽きる。というか、疲れるはずです。
そして自宅にもどり、フラフラになりながらつぶやく言葉は・・・「ああっ柴漬け食べたい」・・・(古)。
柴漬けはともかく、「ふつうのもの」が食べたくなると思います。たいていの日本人ならやはり、「白いごはん」でしょう。
そんな時!そのごはんが、どうでもいいようなのではなくて、「ちょっと良い」米を、「ちょっと手間を惜しまずに」炊いたものだったらどうでしょう?
・・・やっと本当の贅沢に巡り会えた。
頬をつたってこぼれ落ちたひと筋の涙が、柴漬けに真珠の輝きを添え・・・るかどうかはわかりませんが、言わんとするところは伝わりましたでしょうか。宝くじなんか当たらなくても普通にできる範囲に、そういう贅沢はある。
そういう、ちょっとした贅沢、上質を、しかも「それとなく」味あわせてくれる酒でした。「イチ押し」として人に贈るような酒ではありませんが、本当に心地の良い酒です。堪能しました。
ゆるやか・・・どういうことなんでしょう?
一言で言えば、価格です。一升ビンで2520円也。純米大吟醸なのに、です。これは優しい。こういう「ゆるやかさ」は良いです。どこまでも流されたくなりますね。まあ、ファンに優しい楯の川酒造ですから、「激流」であってもそれほど高くはないんですが、これは破格の「ゆるやかさ」です。
しかし蔵がイメージする「緩流」の本来の意味は、「ゆるやかに食事に寄り添う、主張しない食中酒」だそうです。そしてまた「ゆるやかに食卓に寄り添う、ちょっとした贅沢」のようです。
・・・素晴らしい。こういう、控えめで上質なものに弱い私としてはグッときますね。さて、味の方は・・・
突然ですが、宝くじで3億円当たったらどう使いますか?
まあ、誰しもが「とりあえず豪遊」でしょうね。豪華旅行もよし、大きな買い物もよし、山海珍味よし、酒池肉林(?)・・・要するに「普段できないこと」「一度はしてみたかったこと」をすると思います。
でも、多分すぐ飽きる。というか、疲れるはずです。
そして自宅にもどり、フラフラになりながらつぶやく言葉は・・・「ああっ柴漬け食べたい」・・・(古)。
柴漬けはともかく、「ふつうのもの」が食べたくなると思います。たいていの日本人ならやはり、「白いごはん」でしょう。
そんな時!そのごはんが、どうでもいいようなのではなくて、「ちょっと良い」米を、「ちょっと手間を惜しまずに」炊いたものだったらどうでしょう?
・・・やっと本当の贅沢に巡り会えた。
頬をつたってこぼれ落ちたひと筋の涙が、柴漬けに真珠の輝きを添え・・・るかどうかはわかりませんが、言わんとするところは伝わりましたでしょうか。宝くじなんか当たらなくても普通にできる範囲に、そういう贅沢はある。
そういう、ちょっとした贅沢、上質を、しかも「それとなく」味あわせてくれる酒でした。「イチ押し」として人に贈るような酒ではありませんが、本当に心地の良い酒です。堪能しました。
言わんとするところを早く知りたく入荷を待っています。
話は同じように飛びますが、綺羅星の世界的弦楽奏者の集まりでもなく、
じっくりと練り上げた山形Qの響きが、
高価なチケット代でもなく、仙台のような大都会に行かなくても、
楽しめる山形ケンミンは幸せですね~~
逆に、仙台勤務のとき何故定期の仙台Q演奏会がないのか
不思議でしたが、その訳が分かりました。
つまり、普段着の贅沢が出来なくて、ミエを張るんですね。特に仙台シミンは。
その点で山形ケンミンは酒は旨いしXXXも……うらやましい限りです。
「緩流」は限定品ではないようなので、きっと出回るはずです。また感想でも聞かせて下さい。