最近、コロナに関するニュースで、スーパーコンピューター「富岳」がシュミレートした、「飛沫」の飛び具合の画像を見ることがあります。
…あれが嫌いです。
サロンパスの透明人間みたいなのが口から、赤や黄や青に彩られた「毒霧」を噴射するやつ。
まあ、世界一のコンピューターが言うことですから間違いは無いし、実際にそうなのしょうが、ゾッとするのです。
人が会話する時、目には見えてないだけで、昔から常にああいうことが起きていたのか…と。
今まで永年、指揮者の目の前で過ごしてまいりました。ダメな指揮者ほど、リハーサルではよくしゃべる。あんな感じの霧のシャワーを頭上から、いったいどれだけ浴び続けてきたのだろうか…と。私はそれを、呼吸するごとに、どれだけ多量に摂取してきたのだろうか…と。
ソーシャル・ディスタンスは大切ですが、「富岳」の画像のせいで、実際の距離以上に、心のディスタンスが拡大してしまう。…これはワクチンを打っても、縮まりそうにない。
人は目に見えないからこそ、許容できていることがたくさんあるような気がします。世の中には可視化してしまわない方が良いことが、科学者が思うよりたくさんあるのです。
忘れましょう。…気にしない、気にしない。
…あれが嫌いです。
サロンパスの透明人間みたいなのが口から、赤や黄や青に彩られた「毒霧」を噴射するやつ。
まあ、世界一のコンピューターが言うことですから間違いは無いし、実際にそうなのしょうが、ゾッとするのです。
人が会話する時、目には見えてないだけで、昔から常にああいうことが起きていたのか…と。
今まで永年、指揮者の目の前で過ごしてまいりました。ダメな指揮者ほど、リハーサルではよくしゃべる。あんな感じの霧のシャワーを頭上から、いったいどれだけ浴び続けてきたのだろうか…と。私はそれを、呼吸するごとに、どれだけ多量に摂取してきたのだろうか…と。
ソーシャル・ディスタンスは大切ですが、「富岳」の画像のせいで、実際の距離以上に、心のディスタンスが拡大してしまう。…これはワクチンを打っても、縮まりそうにない。
人は目に見えないからこそ、許容できていることがたくさんあるような気がします。世の中には可視化してしまわない方が良いことが、科学者が思うよりたくさんあるのです。
忘れましょう。…気にしない、気にしない。