コジ・ファン・トゥッテ

　今日からは、土曜日の河北町「オペラ・ガラ・コンサート」のリハーサル。内容は、「フィガロの結婚」と「コジ・ファン・トゥッテ」のハイライトです。

　ところで、「コジ・ファン・トゥッテ」とは、ご存知の通り「女は皆こうしたもの」という意味です。ああだこうだ言っていても、すぐに心変わりをする生き物だということ。

　…私の意見ではありません。くれぐれも。

　「女というものは」みたいな発言は、今、最も危ない。こんな発言をおおやけにしたら、即炎上、社会的に抹殺されます。

　最近、映画でも喫煙シーンをカットするべきとか、過激な思想が市民権を得る窮屈な世の中になってきています。そういう「過激派」により、過去の芸術作品が検閲を受けることがないよう、一般の人が良識を無くさないことを祈るばかりです。

　少なくとも「コジ〜」は、タイトルが日本語訳されてなくて良かった。

　余談ですが、私の行きつけの温泉のひとつに、いつもおばちゃんが清掃に入ってくる所があります。居心地がわるいし、釈然としない。男湯に女性従業員が入るのはいいのか？逆はありえないでしょう。…男女同権の過激派はこれを、どう思うのでしょうか。一度訊いてみたいところです。

　さて、コンサートは、モーツァルトのオペラ作品を、より身近なものに感じてもらおうという趣旨の楽しいコンサートです。

　つまらないこと抜きに、楽しんでいただけたらと思います。