Winding Road

スポーツやら音楽やらいろいろと。

2010J1第11節 鹿島×湘南

2010-07-15 | 鹿島アントラーズ
再開初戦でまずは勝ち点3。その結果については満足。それからJ1におかえりベルマーレ。あの平塚から久方ぶりの再開だった。

しかし内容は貧相で1点では物足りない。もっとゴールを奪いたかった。ひたちなかの延長線上のような感じでまだまだ体を慣らしながら徐々に上げていっている段階。

しかしそれ以上に相手の湘南のやり方にやられた。ドン引きして攻めない、点を取りに来ない、リスクを負わないといった客観的に見てかなり退屈な試合だった。しかも80分近くはビハインドを背負っていたにもかかわらずだ。あれをやる選手や見るファンは楽しいのだろうか。だから先制した時点で勝利は確定したようなものだった。それにプラスして得失点差を稼がなくてはいけない展開。

それでもボールを動かしてサイドを使ってと普段通りの展開は普通にやることができた。そこは相手如何に関わらず熟成されているから問題ない。本山不在の穴もあまり感じさせなかった。遠藤がよく高い位置まで入っていった。2回惜しい場面もあったがあれにしてもしっかりFWを追い越す動きが出来ているからこそのプレー。

相手が相手だけにマイナス面は目立たなかったが左サイドの守備はヒヤヒヤした。ジウトン・ジョンス共に連動して守るスタイルが感じられない。1対1で負けないのは最低限大事だが、それプラスアルファが欲しい。誘い込むとか挟んで奪うとか。相手が右サイドに起点を作って手数をかけるようなスタイルで仕掛けてきたら結構危ういだろう。

この程度の試合でも逆に考えればここから右肩上がりになるとするならば都合の良い初戦だった。いきなりガチガチの相手とやるよりは少し落ちるところから始める。何せ次が主力離脱中とはいえ川崎だからその前のステップレースとしての叩き台にしては悪くなかった。