Winding Road

スポーツやら音楽やらいろいろと。

2008J1第27節 大宮×神戸

2008-09-27 | Jリーグ
1週間で3度目のハシゴ観戦。「暑さ寒さも彼岸まで」とは言ったもので火曜は暑かったですが今日は涼しく。特に夜の国立は半袖では寒かった。まずは大宮からです。気付けば互いに崖っぷちラインがちらつく位置。そんな対戦。

端的に言うと大宮の中途半端で牙の無い攻撃と神戸の速攻が神戸的には良い意味でガッチリ噛み合った形の試合。2対0でしたが展開的には神戸が5点くらい取ってもおかしくなかった。

大宮はシュートに至るまでの攻撃の流れが無く、細かく繋ぐにしても前線のラフリッチに楔を入れて押し上げるにしても、どちらも中途半端でやり切るプレーが無い。ちなみにラフリッチはかなり良いターゲットマン。上背がある割りに足元が巧いですしハイボールもまともに競ればほとんど勝てる。余談ですけどこの人が水曜は出停で助かったなと。それはそれですけど、ラフリッチに楔を入れてもサポートや押し上げが遅いので大宮の攻撃は展開していきません。

そこで大宮は中途半端な位置でボールを奪われるのですが、それに対する神戸の速攻が面白いように決まる。前線のレアンドロ・吉田に2列目の大久保の裏への飛び出しが何度も成功しチャンスを多く作り出す。速攻狙いで飛び出しの得意な選手を並べる戦術がハマりました。またボランチの金・田中の攻守に渡る献身的なプレーが神戸を支えていた。特に田中が速攻で前線に顔を出す回数が多かった。運動量的に見てもMOMには彼を選びたいですね。

神戸はこれが久々の白星だったようで、この日の内容からはとてもそうは見えなかった。前線・中盤・最終ラインと11人の歯車がかみ合った内容の伴う勝利でした。これはまるで遠征組に対してのご褒美のような試合。

大宮駅に向かう途中でラーメン屋に寄って、それから湘南新宿ライン→総武線で国立に移動です。夜は夜でそれはそれはネタの多いゲームでした。それはまた次にて。