Winding Road

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Jサテライトリーグ 大宮×仙台

2008-09-16 | ベガルタ仙台

トップの試合も暫く見れていない状況でサテながら久しぶりの仙台。サテライトにしてはなかなか面子は揃っています。ベンチ入り含めて前日の熊本遠征に参加したメンバーがこの大宮での試合に3人しか居なくて、それでも見劣りしないメンバーが揃っているから、仙台の選手層はなかなか厚いと思います。

序盤は流れをつかめない大宮を攻め込む仙台ペース。しかし前半の半ば過ぎから徐々に大宮も攻めだし、前半は互いに1点ずつ取り合う展開。後半は暑さで消耗しミスも目立ったところで、カウンターの応酬のような形でどちらもチャンスを作るもののゴールを奪えず、結局1対1のドロー。なかなか見応えがあって面白い試合でした。

中島と中原の2TOPは思えば今季序盤のトップでのスタメンそのまま。それが今はサテとは何とも言えぬ。それだけ平瀬やナジソンが良いという事なんだろうけど。中原には外に開くんじゃなくて中央で勝負して欲しい。「中原、そこじゃないだろ」と思うことは何度かあった。

中島は思い切りの良いシュートで先制点を奪うなど、なかなか良い動きをみせシュートもそれなりに打っていました。何とかこれをきっかけにして欲しい。しかしロスタイムのビッグチャンスに自分で打たずにパスを選択したシーンは頂けない。中島がああいうプレーをするたびに、「そういう所は先輩(京都の人)の真似しなくていいの(苦笑)」と思う自分がいる(笑) 実際あそこはシュートして欲しかったですよ。

飛弾も西山もサテとは勿体無いと思うけれど、関口やリャンがレギュラーを張っている状況ではそれも仕方ないのか。西山は縦に積極的に仕掛けていたけれど、ドリブル一辺倒が相手に読まれて抜けない場面が目立つ。

飛弾は逆サイドの三澤が目立っていた分、控えていたのか消えていたのか、個人的にはもっと見たかった。飛弾にはとても期待しているんですね。それは今から3~4年前に将来はトップ下か憲剛のポジションに入って川崎の未来を牽引していくだろうと言われていたあの頃の飛弾を知っているから。だからもっとやれるだろうという思いは強い。

終盤は3-4-3にして勝ちへの執念を見せる姿勢は見ているこちらの気合も入りました。仙台の戦い方としては良い面もありましたし課題もあり、充実したゲームになったことでしょう。これをトップに繋げていって欲しいですね。気付けば山形の尻尾が見えつつあるポジションまで来ているので実りの秋としてもらいたい。