Winding Road

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壮行試合 なでしこジャパン×アルゼンチン女子

2008-07-31 | フットボール全般

1日休みを取って16時から国立へ。当初は夜の男子だけ見ればいいやと思っていたんですが、チケット代が3000円と値上がりしたので2試合見なければ元が取れないと貧乏根性が働いたわけで。だって先月までU-23の親善試合は1500円でしたから。単純に2倍になったので、そりゃあ2試合見なければという気持ちにもなる。

そもそもの予備知識としてアルゼンチンの女子がどの程度の位置付けなのかを把握していなかったのですが、試合を見る限りでは日本に比べてだいぶ格落ちでした。力の差があったので勝ちは予定通りでしょうけど内容もまずまず。サッカーの質も前に比べて向上していてこれは本気で期待できそうです。

日本は細かく繋ぎながらサイドを有効利用して良いサッカーを展開していました。FWへの楔が正確に収まるから攻撃に拡がりが出て、後ろがどんどん上がっていけました。あれだけ前で溜められれば2列目・3列目は安心してどんどん飛び出していける。2列目はテクニックのある安藤と高い技術力を持つ宮間が攻撃を作り、ボランチの澤が後ろを締めながら前に顔を出す。そこに両SBがオーバーラップを仕掛けて連動性のある展開が見られました。

前半で試合を決め、後半はもっと大差がつくかと思いましたが暑さでスタミナが落ちたこともあり追加点は無く。それでも内容では圧倒。これから仕上げ段階に入るんだろうから五輪本番は楽しみです。

この女子の試合は暑くて参ったんですが、その後の夜があんな天候になるとはこの時点では夢にも思わず。しかし男子の試合は最後までやって欲しかった。そこはTVの関係もあって、中断ではなく中止にしたんだろうと勘ぐりますが。だってああいう雷雨は暫く待って嵐が遠ざかれば天候が落ち着くわけですし、現にそうでしたからね。残り時間をやってほしかったです。

それとシ○スポの運営もどうなの、と思いました。中断してコンコースに避難したまでは良かったけれど、コンコース内で試合が中止になったとか、避難してくださいとか、そういう類のアナウンスが一切ありませんでしたから。カシマではコンコースの階段下に居ても聞こえる位のアナウンスがありましたよ。人はこういう雷雨を貴重な経験というだろうけど、3日で2回の貴重な経験はさすがにいらない(笑) とりあえず100円の雨合羽でも買って、どんなに快晴の日でもバックに携帯しておこうかと思います。