Winding Road

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日の丸を背負うプライド

2006-03-20 | スポーツ
WBCを見ていて強く感じるのは、自分達が国を代表しているという選手達の意識の高さです。そこにナショナリズムや愛国心を強く感じ取れると思うんですが、それは最近の五輪などの国際大会ではあまり感じられなかった事。
特にイチローから強い愛国心や日本人の誇りを感じるし、そのイチローにみんなが引っ張られている気がします。イチローのWBCにおける立ち振る舞いの数々は、自分の立場をよく理解しているから大胆発言や強い気迫を見せることにより、「あのイチローがこんなに熱くなっている」と思わすことで、周りの選手・スタッフを発奮させたんじゃないかと思います。無論、選手達だけじゃなく国民もイチローに乗せられた気がするし、自分もその一人だと思います。ただそういった事を抜きにしても、イチローは『日本代表』である事への喜びや誇りを感じているのだと思いました。

一昔前のサッカー日本代表もこんな感じだった。イチローが日の丸を背負っていた頃のカズに重なる。ドーハの頃は今より弱かったけれど『魂』や『誇り』は今よりも感じた。それが今はどうだろうか。確かに巧い選手は増えた。だけど熱いハートで戦う選手は減ったと思う。その辺が最近の代表戦に燃えないところなのかなと、WBCを見ていて思ったりしました。

今回の代表チームが試合をするのも明日の決勝で最後。勝っても負けてもこれで終わりだから、悔いなく戦って欲しいし、胸を張って帰国できる試合をして欲しいです。
明日はJリーグが変則日程の都合上、J1・J2のリーグ戦があるわけですが、WBC決勝を見てから、等々力に16:00キックオフの川崎×東京に行くつもりです。順調に行けば時間的に何とかハシゴできそう。この時期の16時KOは肌寒いから勘弁と思っていたけど、明日に限ってはこの時間で助かった。