Winding Road

スポーツやら音楽やらいろいろと。

日本、どん底から這い上がり決勝進出 【WBC】

2006-03-19 | 野球
WBC準決勝、日本は6対0で韓国を下し決勝進出。日本時間21日の決勝戦でキューバと対戦することになりました。

いやあ良かった良かった。決勝進出&韓国に対し3度目の正直でのリベンジおめでとう。まずは勝てた事が嬉しい。中盤、何度かチャンスを迎えながらも、なかなか点が入らなかったときは、また終盤でやられてしまうのか!?という嫌な予感が頭をよぎりましたが、逆にその終盤に集中打を浴びせて、堅守の韓国から6点奪取。実にスッキリする試合展開でした。

6回までゼロ行進が続いて、胃がキリキリするような展開でしたが、先発の上原が良く持ち堪えてくれたと思います。いいピッチングだった。そして7回、多村がバント失敗したときは、本当にマズイ空気感を感じましたが、代打福留がそんな雰囲気を打ち破るツーランホームラン。これは本当に素晴しい一発だった。入った瞬間TVの前で飛び上がって喜びましたよ。その後は、ガクッと気落ちした韓国相手に日本らしい繋ぐ野球で加点し終わってみれば6対0。

ここまで韓国に2敗していただけに今日は背水の陣になりましたが、それを選手全員が理解していて、この試合にかける気迫や闘争心が伝わってきました。そういった姿勢がこの結果につながったと思うし、これこそが日の丸を背負った国の代表なんだというところを見せてくれました。それが何よりも嬉しかったです。

さあ次はいよいよ決勝戦。相手は強敵キューバ。日本らしく全員が一丸となって繋ぎ機動力を駆使して、パワーや体格に勝る相手に立ち向かう事が勝利への条件となるでしょう。これが日本の野球だと世界に誇れる試合を見せて欲しいです。