元ライターの小説家への道

僕もまだ本気を出していません。

仁義なき戦いを見た

2010年10月17日 23時03分54秒 | アレコレ鑑賞
「仕分け第3弾、27日から特別会計を総点検 早くも政府内で思惑錯綜」

 早く自ら「これは無駄遣いではなかろうか。」という風になると良いですね。

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 深作欣二監督の「仁義なき戦い」を見た。名前と音楽(チャララー↑、チャララー↓)だけ知っていたけど初見。戦後広島を舞台にヤクザのアーダコーダ(血で血を洗う抗争)を描いた作品。作品というか実話を基にしている映画。

 すごいねー。映画にパワーがある。開始早々5分くらいで日本刀で右腕を切り落とすシーンがある。チープな残酷シーンと言えばそれだけなのだが、今の日本映画にない凄みを感じだ。今の日本映画と言っても最近見たのは「告白」くらいなものだけど。まぁ「告白」にはそういうシーンはありませんでいた。そしてちょっとしたらヤクザが小指を詰めるシーンがあった。見ているだけで痛々しい。これも「告白」にはなかった。「崖の上のポニョ」にもなかったわ。

 なかでも目を引いたのが、登場しているヤクザたち。松方弘樹や梅宮辰夫、菅原文太などが出ているのだが、迫力がすごい。お前等本物のヤクザだろう?という顔をしている。いまの松方弘樹や梅宮辰夫なんか好々爺な感じだもんな。演技であの迫力を見せていたのか。もしくは丸くなったのか。どちらだろう。菅原文太はいまでも良い顔をしているけど。

 最近の役者さんで図太い男な感じの人っていないよな。未見だがこの間の北野武の「アウトレイジ」も線が細い人たちだった気がするし。

 とりあえず、この作品では人がバッサンバッサン死んでいく。そしてそのたびにチャララー↑、チャララー↓が流れるのだが、最後はそればっかり流れるのでちょっと面白かった。

 まぁ続編は見ないで良いかな。

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