ゆるゆる自然食Life

純喫茶・自然派カフェ・無添加食材等を綴っています。国内生産者さんを応援したく家ごはんは可能な範囲で国産食材を☆

神保町カフェ&喫茶店めぐり~茶房きゃんどる~

2011年08月22日 | 神保町

神保町カフェ&喫茶店めぐり、
最後4店目はこれまたカフェ本で見て、その歴史が気になっていた・・



    茶房きゃんどる


          



      
真新しい無機質なビルの一角に、歴史を感じさせる木製のドア。
このアンマッチが目を惹きます。

ココは古書店や昭和の喫茶店が集中するエリアから、少し離れた東京パークタワーの1階。
そのせいか新しそうに見えますが、創業は昭和8年(1933年)。

現在のオーナーの伯母様が始めたお店は、戦災で焼けてしまいましたが、
1947年には現オーナーのご両親が二代目となってお店を再開。
そのお店も再開発か老朽化か、取り壊しになり、1999年に休業。
そして現在の場所で、現オーナー(息子さん)が2002年に三代目として始めたとのこと。
(カフェ本を参考に記述)

神保町は古き良き喫茶店ばかりですが、茶房きゃんどるは最も歴史のある喫茶店でした。



  

家具や照明は、二代目のお店で使われていたものをそのまま使用しているそうです。

  
暖炉に置かれたガスストーブも以前のお店で使用していたものだとか。
どこを向いても素敵な店内

         
先客はいなかったので、撮影も快く受けていただけました。


 
椅子の背には、製作された年代が刻まれています。
二代目が再開した1947年と、三代目が受け継いだ2002年。


  
申し訳ないのですが、珈琲ではなくココアをオーダー 
「さぼうる」「神田伯剌西爾」の濃い珈琲に続き、さすがに三杯目は胃にくるかな~と・・・。

お冷やに敷いてある紙のコースターが懐かしいです。
時間が経つと、表がふやけて破れてくるんですよね~

しばらくして、読書目的と思しき男性客と、
いかにも高層ビルに勤めていそうな男性女性4人組が来店。
なんだか、二色に分かれた神保町の両方を見た感じでした。

二代目の頃のお客さんもよく訪れるのだとか。
受け継がれるって、いいですね

近くにあったら、私も通いたいと思う素敵な喫茶店でした。


ところでカフェめぐりで、1日4軒お邪魔できたのは今迄で最多です
珈琲1杯では長居できないこともありますが、それだけ神保町は行きたくなるお店が多いということ。
まだまだ気になる喫茶店はたくさんあるので、また巡ろうと思います。

長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。





茶房きゃんどる

千代田区神田神保町1-103 東京パークタワー1階
03-3291-6303
地下鉄神保町駅A9出口出て左方向すぐ
10:00~19:00
  定休日 日・祝、第一土曜日



最新の画像もっと見る

コメントを投稿